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シン・ドラマ汁


ドラマ【軍師官兵衛】

軍師官兵衛
NHK 日曜夜8時~
【あらすじ】秀吉は、と名づけた待望の長男の名を、鶴松と改名。以前にも増してを溺愛するようになる。秀吉鶴松を大坂城に住まわせ、おねを聚楽第に置くことに。おねはショックを受けながらも、嫡男のためと引き下がった。利休官兵衛に、の権勢が高まるにつれ、三成の態度も大きくなっていったと言うが、もはや官兵衛にも三成の勢いを止めることはできなくなっていた。そんな中、秀吉からの上洛の命令を断り続けている小田原の北条攻めが始まる。

【感想】あらすじの前半、結構いい加減ですw いつもBSの6時からと、地上波の8時からの2回見ているのですが、先週からどうもBSを見忘れてます。ながら視聴なので2回くらい見ないと細部まで思い出せないからなのですが、やっぱり1回だとつらいですねw さて今回は、淀・光成の増長と、小田原攻めが目玉でした。まず淀について。淀の本名はあくまで茶々であり、世間でよく使われている淀君や淀殿という呼称は、居場所をそのまま名前として使う昔の習慣で、一時期使われていたものらしいです。しかも、呼び方も本当は「淀の方」だったらしいです。淀君とか淀殿とかいう呼び方は、後世に書かれた史料や小説で使われたものが定着してしまったものらしいですな。また、朝廷から官位を授かった時に菊子という名前ももらっています。なので彼女は本名が茶々と菊子の2種類あり、通称が淀だったということになります。ドラマでは淀と表記してあるので、こちらでもこれからは淀と呼ぶことにします。次に小田原攻めについてですが、秀吉が大軍で小田原城を包囲し、毎日のように酒宴を開いたり淀を呼び寄せたりして娯楽に興じたとか、石垣山一夜城のイメージが強いですが、周辺の城では結構な戦闘があったようですね。ただやはり圧倒的な兵力差にはかなわず、どんどん落ちていったようで。そんな中、三成は忍城攻めの大将を任されますが、攻めあぐねてついに北条が降伏するまで落とすことができなかったそうです。ちなみに石田軍には直江兼続も味方していました。仲がよかったというのは本当のようですね。また、官兵衛が和平交渉に行った時、本領安堵を約束しておきながら、秀吉がまたそれを裏切ったような形になってましたが、官兵衛が交渉に行く前からすでに北条領は徳川に与えられることになっていたそうで、それを官兵衛が知らないわけはないと思いますね。あくまで誠実な官兵衛、それに引き替え変わってしまった秀吉というキャラクターを強調するためなのかな。確か、初回の冒頭シーンが今回の小田原攻めでしたよね。官兵衛が秀吉の元にやってきた後、単騎小田原城の門前につけ、矢を射られる中、門に近付くという。あの冒頭シーン、全部やってほしかったなぁ。門前のシーンはありましたが、秀吉の元にやってきたシーンはありませんでしたよね。なんでだろ。ただ、あの矢の雨はあまりにリアリティがないというかw 1人の射殺すのには1~2人でも充分でしょう。というか、戦意のなさそうな敵が1人近付いただけで、あんなに大量の矢を射ったりはしないと思うのですw だってもったいないじゃない…。後から回収できる距離だけど、面倒じゃない…。




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