過去形の恋
- カテゴリ:小説/詩
- 2014/10/07 10:11:52
もう手の届かない人になった彼になったけど
まだ私は手を伸ばしている
悲しさとか 辛さとか
感じたくない
でも彼は私のそばにはいない
隣り合わせに座った時も
あなたは彼女の話ばかり
私の心の中なんて
分かりはしない
それでもいいと 心に言い聞かせる
それでも私は
彼を追い求めている
まるでこの身に彼を置いているかのように
揺れ動く心の中に
そっと愛情を注ぐように
もうあなたは遠い人になった
笑い声が聞こえてくる
近くでいても遠い人
それでもいい
この思いを抱き続ける間には
もう追えないと分かっていても
もう気持ちだけになったけれど
あなたが好きだった
ううん 過去形じゃなくて
現在進行形
分かってほしかった
気付いて欲しかった
でも たとえ気づいてくれたとしても
あなたには何ができただろう
戸惑う顔なんて私はいらない
そっとさよならを言う言葉も
浮かんでこない
今までの私の気持ちは
簡単には消せない
それほどの思いを託していた
もう お終い
言い聞かせてみても
まだあなたを追っている
その手が悲しい
秋の風をつかむだけ
一人ぼっちになって
遠くからあなたを見つめて
どこに行くというのだろう
あなたなしでは生きられない
そう思っていたのに
新しい恋なんて
できないのかもしれない
封印をしたはずの心が
隙間を開けている
ふたを閉めることができない私
あなたはもういない
行ってしまったあなた
これは恋だったのだろうか
分からないけれど
小さな心がまた
悲しみに浸っている
男心ですか。今まであまり考えませんでしたね。
今度から意識して書いてみようかな?
僕の経験では、好意には割と気が付くよ。応えないか、割り切って応えるかは、懐の差かな。
ありがとうございます。
下手ですが、こんな詩をばかり書いています。
もっと勉強しなきゃですね。
すごい才能ですね?いやマジで
ありがとうございます。
恋する気持ちがあれば、新しい恋ができる。
そんな日が来るといいですね。