☆コウマ座(小馬座):Equuleus
- カテゴリ:その他
- 2014/10/11 00:01:52
【コウマ座の見つけ方】
この星座の探し方は、ペガスス座の四辺形の右下から伸びるペガサスの首の先に見つかる暗く小さな台形を目印にします。ここが子馬の首になりますが、暗い星が多いので、見つけにくいでしょう。
【コウマ座あれこれ】
プトレマイオス(トレミー)の48星座の一つです。
南十字座の次に小さな星座で、日本から見られる星座としては最も小さなものになります。一番明るい星でも4等星一つだけですが、ペガスス座より先に昇ってくるのでラテン語でエクウス・プリオル(初めの子馬)などと呼ばれていました。
【コウマ座の神話】
暗く見つけにくい星座ですが、歴史は古くギリシア時代からあり、この星座の名前を付けたのは紀元前2世紀頃のギリシアの天文学者ヒッパルコスだと言われています。ただ、なぜか神話はハッキリしたものがなく、以下のような説があるくらいです。
・伝令神ヘルメースが馬術の名人カストルに贈った名馬で,ペガサスの兄弟ケレリスである。
・ヘーラーがポルックスに贈ったキルラリスである。
・ポセイドーンがアテナとアテナイの守護神の地位を競った際、三又の鉾で岩を砕いて岩から出現させた馬である。
・旧約聖書「エステル記」4章に登場する馬である。
プラネタリウムなんかに行くとびっくりしますね^^
まさに「星の数ほど」って言うけれど^^