カメ散歩の季節(亀ではなくカメラ)
- カテゴリ:日記
- 2014/10/18 10:45:40
デジカメ持ってあちこちをブラブラ歩き、街並みをパチパチ。
帰宅してパソコン画面で眺めると駄作の山。
これが楽しいのでございますよダンナ。
女性が外出着を選ぶがごとく、本日の相方を決定するのに時間をかける。
デジイチだけで7台いる。みんな「連れて行け」と言ってる気がする。
しばらくご無沙汰のフィルムカメラも恨めしそうにこちらを睨む。うー、ダレにしよう?
ようやく決定、次はレンズ。これまた大鍋で佃煮ができるくらいある。
長年の経験で、複数持っていってもロクに使わないことが判明してるので、原則1個だけ。
だいたい広角気味の古いマニュアル単焦点に落ち着く。うー、標準ズームどうしよー?
次はストラップ。メーカー純正のもあるけど、無地の本革もスキなのです。
アクセントになるから茶色にしよー。……つけてみた。少々軽い印象。黒に換える。
あれー? 地味かな? ……とっかえひっかえ。
そしてカバン。大して良いものは持ってないけど数種類ある。
あったかいからキャンバス地のキャメルかな、小ぶりなブルーにするかな。
カメラと予備バッテリーや小物を収納してみる。あ、小型三脚は持っていこう。
好きな商店街や呑み屋街を朝からほっつき歩く。少々不審がられたりする。
人には決してレンズは向けませぬ。建物ばかり。お店のディスプレイや看板もスキ。
時々ネコちゃんに遭遇するとアヤシイ歩き方で追跡。これで半日は楽しめる。
缶ビールを呑みながらやったことが数回ありますが、写真の出来がヒドすぎたので禁止。
うちのカメちゃんはみな優秀だから、ヘボ写真は100%私のせい。
白飛び、黒ツブレ、ピンボケ、ピントズレ、露出ミス、構図ミス……ありとあらゆる駄作が揃う。
気に入ったヤツをプリントし小さなアルバムに入れ、休み明けの職場に持っていく。
休憩時間に誰彼かまわず見せる。みなさん毎回義理で褒めてくれる。
うーむスバラシイ。俺は恵まれた職場にいるのだなぁ。
……こんなバカ親爺の撮った写真がHPや広告に使われてたりする。
いいのだろうか。いいんだろう。いや、むしろソレが良いのだろう。
私は世間様の優しさに助けられて生きているのでした。
散歩は昔から好きでしたが、カメラのみを持ってほっつき歩くようになったのはこの10年ほどです。
友人知人と歩くときはたいてい目的がありますが、カメ散歩は特に目標も課題もなし。
そのおかげで、以前は見なかった部分に目を向けることが多くなりました。
人を撮るスナップは時世柄困難なので、自然と建物や街並み、植物ばかり撮ります。
視線が上向き、または下向き。ふだんの生活ではあまりないことです。
小さな子の作ったスズメのお墓を見つけたり、アパート外階段の下に描かれたイタズラ描きが見事だったり。
休憩に入った喫茶店のご主人の趣味が写真だったり、
ブティックの店長さんの亡き父上が写真家だったことを聞いたり、
ごくたまにですが、楽しい話題を聞けるきっかけになることもありました。
ケータイやスマホだとこうはいかないでしょう。
カメちゃんは文句を言わず、どこまでも同行してくれます(ご機嫌を損ねることはあるが)。
お散歩のお供に連れてくと、思わぬ出会いがあるやもしれませぬぞ。
えーとですね、腕前のほうは偽りなくド下手ですが、
カメちゃんは(中古ばかりだけど)名機ぞろい。
妙齢のガールフレンドを好みに装わせ侍らせるが如し、男冥利に尽きますです。
あと、同じものを同じレンズ、同じ設定で撮っても……カメちゃんによって色味が異なるのです。
現代の方は忠実な再現色をお好みになるようですが、私には色の差が面白くてたまりません。
「このカメちゃんにはこう見えてるんだなー」と思っちゃうのです。
暖色系が得意な子、清涼感のある青を出す子、コクのある濃厚な色を好む子……
個性があって誠に楽しき限り。だから増えちゃう。今度はどの子をお迎えしようかなー?
私もご一緒したいな~
パートナーも選り取り見取り!
アクセもお好み仕様なんて素敵(笑)
連れ歩いて自慢したくなっちゃうの無理なさそうですが?
プリントするところがまたお好きなんだと実感させます。
お仕事関係で使用されるだけの腕前なのだと思いますよ^^
最近は同様にカメさんと一緒に歩き^^
対象が花と動物なのでコンデジでもマクロが多いです。
季節を感じる観察がメイン。
自然の植物も場所毎色の変化があるなど見つける楽しさ♡
最近の発見は鳥兜。
普段撮影するポイントはブルーが濃いのに一か所だけ淡いパープル!
こういうのを記憶に留める為の撮影です♪