Nicotto Town


ヤツフサの妄想


ラスト・レジェンド


邦題:ラスト・レジェンド
原題:THE LAST MAN
ジャンル:SFアクション
映像時間:121分
制作国:アメリカ合衆国
制作年:2008年
言語:英語
字幕:日本語
日本語吹き替え:あり
発売元:アルバトロス
推定制作費用:100万ドル(約1億600万円)
ヤツフサ購入金額:ホームセンターで税込み500円(新品)
劇場未公開
http://www.amazon.co.jp/ラスト・レジェンド-DVD-サンティアゴ・クレイグ/dp/B001CMJAFQ

ヤツフサ度
脚本: ★ ☆ ☆
俳優: ★ ★ ☆
演出: ★ ★ ★
音楽: ★ ★ ☆
覇気: ★ ★ ★
結末: ★ ☆ ☆ 救いようが無いけど同じシナリオの映画があるからこう言う結末もありか?
お馬鹿:★ ★ ☆
お色気:★ ★ ☆
終末観:★ ★ ☆



1997年、旧ソビエトの実験施設に泥棒が入り、細菌兵器を盗み出した。

その後細菌兵器はアルカイダに100万ユーロで売られ、世界にばら撒かれてしまった。

主人公は看護補助として、病室のシーツの交換をして居た“ライオネル・バーニー”、

医者でも介護士でもない彼が免疫を持っていたため感染しても助かったのだ。

致死率99%の天然痘ウイルスの細菌兵器は、病気が発病して運よく生き残ったとして

も、脳にダメージを与え、目が見えなくなり凶暴になる。 理性をなくして手当たり

しだいに肉を食べる。 最初は犬猫等が食べつくされ、とうとう死んだ人間も食べる

ようになってしまっていく。 逃げ場を失ったライオネルを助けたのは、田舎から

戻ったばかりと言うレイと言う男性だった。 レイは軍の放出品を扱う店に立て篭もり

武装して近づく感染者を撃ちまくって近づけない事で生き延びていた人間だった。

最初こそ病気の患者を撃つ行為に反感を覚えたライオネルだったが、レイが禅の勉強

と称して米軍装備の使い方をレクチャーと、実はレイが既に感染している事に自信が

気付いて、ライオネルを生き残らせるために銃の使い方をレクチャーしていると気が

ついてからは考えが変わってきた。 その後食料を作る事が出来ない主人公は、感染者

たちと食料の奪い合いになり、結局銃を使う道を選んだのだ。 そして1年が過ぎた

ころ、死んだと思っていた彼女が生きていた事が解り、しかも感染者たちがなんとか

生きていけるように自警集団を形成していたのであった。

そんな時に空から、1年間見た事が無かった飛行が降りてきた。

飛行機に乗っていた男女2名は感染を免れた人だったのだ。

そして彼女がいる感染者の自警集団を殲滅するために核兵器をセットしにやって来た

のであった。



ウイル・スミス主演のヒット作 アイ・アム・レジェンド にパッケージがそっくりな

作品 ラストレジェンド です。 物語りもウイル・スミスのアイ・アム・レジェンド

と同じ1964年のアメリカ、イタリアの合作映画“地球最後の男”のリメイクです。


同じ原作なので話が同じ様になるのは当然なのですが、制作費はアイアムレジェンドが

1億5千万ドル(約160億円)なのに対し100万ドル(約1億600万円)と2桁

違う約150分の1しか無いB級映画です。


ウィル・スミスの映画では、はしかウイルスを治療薬にしようとした実験で人類が完全

にミュータント化し、通常の人間よりも運動能力が向上した分、日光に弱くなったのに

対して、ラスト・レジェンドでは天然痘をロシアの旧兵器研究所が兵器利用しようと

したウイルス兵器がテロによって拡散し、生き残った人も瘢痕が残り醜い姿となって、

視力や運動能力、生殖機能に異常をきたした弱い人間が化物扱いされると言うかなり

リアルな描写になってます。

原作の方では吸血ウイルスとなっていて、感染者は吸血鬼になってしまうと言う話なの

で、ウイル・スミスの方が原作には近いですが、現実的な話としてはラストレジェンド

の方が真実味があるといえばあるような気がします。 映画の解説ではこれを現代的

解釈としているようで、色んな意味で大不評w

B級としては出来が悪くないと言うか、予算の割には結構いい出来なんじゃないかと

さえ思える映画なんですけど、あれなんです。 日本の発売元がワザとB級臭くして

いるんです。

パッケージを見てください

ウイル・スミス “アイ・アム・レジェンド” 2007年12月14日日米同時公開
http://www.whv.jp/img/jpeg/dlry29447_j1.jpg

ヤツフサが購入した“ラスト・レジェンド” 2008年2月23日発売
http://thumbnail.image.rakuten.co.jp/@0_mall/king-ya/cabinet/1/4580225880220.jpg

・・・ (^_^;)

やりすぎだろw


ちなみに前回ご紹介した “地球で最後の男” 2005年3月4日発売
http://www.ariarishop.com/shopimages/ariarishop/002005000076.jpg


それにしても見事な便乗作品でした。

アイ・アム・レジェンドを見た中二病が、

「こんなに酷い世界になったら、普通人類絶滅じゃね?」

と思い立って作ったとも思える作品です。

何処にも救いがありませんが、ヤケクソになった主人公がメチャクチャやる所が

見所です。




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心の凹みが少なくてすみますのでお願いします
 

アバター
2014/10/29 23:09
>りんりん様
アイ・アム・レジェンドを何度も見るりんりんさんみたいな方が増えるといいな (´ω`)

>はしか治療薬で、あんなにオリンピックメダリストもお辞儀する、俊敏さ&筋肉質なミュータントに。
正確には “はしかウイルスを遺伝子組換えして、癌の細胞に寄生させてDNA治療するウイルス”です。

最新のデータで、頬骨が出ている顔は気の短い人が多いというデータを元に作られた顔だそうです。

そう言う顔の人がやはり怖く見えるのでしょうか?
アバター
2014/10/28 23:56
アイ・アム・レジェンド・・何度見ても、(^_^;)面白いです。

はしか治療薬で、あんなにオリンピックメダリストもお辞儀する、俊敏さ&筋肉質なミュータントに。
日没後にアドレナリン出っ放しの進化・・?顔や姿がコワ過ぎ。



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