☆ビタミン その4
- カテゴリ:美容/健康
- 2014/10/22 00:07:15
2)脂溶性ビタミン
脂溶性ビタミンは文字通り油脂に溶けるので、過剰な量を摂取すると排泄されにくく、脂肪組繊に蓄積されます。そのため、一般に過剰症の問題があります。
AビタミンA(レテノール)
①ビタミンAの主な生理作用
・目に作用して正常な視力を維持
・正常な妊娠,発育に関与
・粘膜の健康に関与し、感染を防ぐ
・各組織の発育と修復に関与
・骨や軟骨の発育に関与
・造血に関与
②ビタミンAの主な欠乏症状
・眼球乾燥などの眼症状
・乾燥、角化などの皮膚の症状
・神経過敏、不眠などの神経症状
・食欲不振、下痢などの消化器症状
・感染症にかかりやすくなる
③ビタミンAの主な過剰症状
・圧痛を伴う骨疾患
・歯肉炎、歯牙喪失
※体内でβーカロチンからビタミンAが2分子作られます。
BビタミンD(カルシフエロール)
①ビタミンDの主な生理作用
・カルシウムとリンの吸収を促進
・カルシウムとリンの血中濃度の維持
・カルシウムとリンの骨への沈着を促進
・インスリンの分泌に閑与
②ビタミンDの主な欠乏症状
・カルシウム沈着障害を起こす(くる病、骨軟化症)
・筋力の低下
③ビタミンDの主な過剰症状
・主として軟部組繊の石灰化(カルシウム沈着)
・多量で死亡
※ビタミンDは皮膚において紫外線照射を受けて活性化されます。そのため紫外線にまったく当たらなければ欠乏症が見られます。
※ビタミンD剤は劇薬の扱いになります。
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- 2014/10/22 10:12
- ビタミンA不足かな?
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