ぬくもりに触れて。
- カテゴリ:自作小説
- 2014/10/25 18:26:03
ていぞうだらけ
出てくる人
榊原タツキ(お坊ちゃま)
キャラメル(メイド)
キャラちゃん目線!
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今日はタツキ様と明日お菓子を作るための材料を買いに行くことになった。
一応勤務中なので私はメイド服を着ていたがやっぱり恥ずかしい。
「キャラちゃん、メイド服恥ずかしいんじゃない・・・・?」
タツキ様は私たちメイドにも気を使ってくださる。
「恥ずかしいですが大丈夫です・・・、」
私が答えるとタツキ様は
「僕、待ってるから早く着替えておいで?
キャラちゃんの普段着、見てみたいし♪」
といって微笑んでくださった。
私はでは・・・といって部屋に戻り、慌てて着替えた。
小走りでタツキ様の待っているお屋敷の玄関まで向かった。
「お待たせして申し訳ありません!」
私が言うとタツキ様はにこっと笑った。
「いいよ!
すっごく可愛い♪
じゃあ、行こうか!」
タツキ様の言葉に鼓動が早まるのを感じた。
お菓子の材料を買い終えた頃には辺りはすっかり暗くなっていた。
この時期は日が落ちてしまうと寒くなる。
「キャラちゃん、寒くない?大丈夫?」
タツキ様はやっぱり気を使ってくださる。
「大丈夫です・・・!
タツキ様こそ寒くありませんか?」
私が聞くとタツキ様は首を横に振った。
「僕は大丈夫っ!
それよりキャラちゃんスっゴク寒そう・・・!」
タツキ様はそういって私の肩に自分の着ていたパーカーをかけ、さりげなく私の持っていたお菓子の材料を持っていった。
「タツキ様っ!
ダメですよ!
風邪を引かれたらどうされるんですか!?」
私は思っていたことをタツキ様に聞いた
「大丈夫大丈夫!
風邪引いたらそのときだよ~」
タツキ様はへへっと笑っていた。
「私が怒られます!」
風邪を引かれたら困ると言って私はタツキ様にパーカーを返そうとした。
「僕が勝手に風邪引いたって言うから!
ね・・・?」
その表情はずるいですよ・・・。
「は、はい・・・。」
私が言うとタツキ様は満足げな顔で私の少し先を歩いていた。
「それにしてもさ、キャラちゃん。
今日は寒いねー・・・」
「はい、そうですね・・・」
でも、タツキ様。
私はタツキ様のおかげで身も心も暖かいです
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終われ。
コメ下さい。
タツキっく、男前過ぎるぜ☆ww
キャラちゃんまじかわww
相変わらずすごいねw