おおかみは赤ずきんに恋をした
- カテゴリ:自作小説
- 2014/10/26 11:27:18
えっとー、軽いパロですね
はい。
赤ずきん→タツキ
おおかみ→朴
二人が思ってることは黒で表記します
「偶然」
その一言から始まった必然的に作られた僕らの出会い。
遠くに見えたのは徐々に大きくなってくる赤色だった。
不思議な森の中で見かけた黒い影と何かが始まる予感がした。
でも、僕は怖くなってしまって逃げ出した。
出会いは
終わりに
続く
シナリオ
だから、わざと遠回りをしたんだ。
会いたい、なんて
触りたい、なんて
話したい、なんて
思ったりはしない。
ただ、かよわい君と、ずるい僕が、「出会う」。
それで終わりさ。
残酷だって叫んだって運命は変わったりしてくれない。
あぁ、どうして君が・・・
どうして僕が・・・
おおかみと赤ずきん、なんだ・・・
きっと君は今日もこの道を訪れる。
そして僕は今日もきっとここから見守ることしかできない。
君はあの木の先でいつも通りかくれてる。
僕は気づかないフリをしたまま通り過ぎた。
視線は
絡まない
声は
届かない
そっと小さなため息が出る。
会えなくたって
触れなくたって
話せなくたって
いいから・・・。
頼りない君とぎこちない僕がそこに居るだけでいいんだよ。
これを「恋」だって言わないなら言葉なんてなくていいよ。
考えたって考えたってこの「恋」の結末は変わったりしないんだよ・・・。
会いたかったんだ。
触れたかったんだ。
話したかったんだ。
本当は・・・。
可愛い君と、優しい僕が、「出会い」
「結ばれる」結末がよかった。
何回も何回も神様に願った。
でも、悲しいくらい悲しいくらい
「「おおかみ、と、赤ずきん、なんだ・・・・」」
心の中で泣いている君を慰めたくて、同情したくて伸ばした腕がフルフルと震える。
誰よりも愛してるよ・・・?
僕のこの手で抱き締めてあげたい・・・。
だけど、できないんだよぉっ!!!
どう足掻いたって、どう願ったって
爪も牙も消えてくれない。
だから、ただ待ってる。
君の涙がやむまであの木の先で・・・・・。
ずっと・・・・____
END
どうかこの二人には結ばれて欲しいですね。
ちなみに僕は緑黄も好きですね!
可愛らしくてほのぼのする。。。
そんな感じが出せてたら嬉しいです!!
寂しいけど、なんか優しくてふんわりした感じだった
タツキっくとウィトくんが言ってるって思うと、興奮すr((
私この歌好き♥
雨の表現の仕方も好きだな
訪問ありがとうございます!^^
…ここでいいのかな……?