大好きな君だから・・・・。
- カテゴリ:自作小説
- 2014/10/26 21:42:41
To.タツキ先輩
俺は先輩のこと今でも守りたいって思ってます。
助けたいって思ってます。
だから、声を出して・・・?
俺達に頼ってください。
迷惑だなんて決して思わないから
大好きで優しくて自分を犠牲にしてまで俺達のことを思ってくれている先輩のことが好きです。
Form.泉 奏
手紙は至って簡潔なものだった。
それに、一番大切なことは文字がかすれて読むことができない。
ねぇ奏君・・・。
「・・・・助けて・・・・・」
僕の声は部屋の中で静かに消えていった。
*奏*
タツキ先輩はなんでも1人で溜め込んで最後に涙を流す。
だけど、何を溜め込んでいるかはいくら俺達が問いただそうと言ってくれない。
今回もそうだ。
先輩はただ泣き続けるだけで何も言ってくれない。
助けを求めてくれない。
ただ、タツキ先輩の頭をなでることしかできない。
それが俺にとっては悔しくて仕方がなかった。
だから手紙を書いた。
とても短くて簡潔な文章。
俺の気持ちを知ってタツキ先輩が少しでも俺達に助けてと声を上げてくれればいいと思った。
「愛してるって声・・・
貴方に届きますか・・・・?」
俺の小さな呟きはテレビのノイズ音にかき消された。
*タツキ*
「奏君・・・!
助けて!
助けてよぉっ!」
助けてって叫んだんだ。
理由もいわず泣かれても困らせてしまうだけだと思ったから。
大好きな君にだけは告げようと思ったんだ。
僕の涙は今にも枯れ果てそうだった。
だけど、それでも流れ続ける僕の涙は奏君に助けを求めていた。
僕の声、君に届いたかな・・・?
*奏*
貴方の声、聞こえました。
ちゃんと届きました。
今にも無くなってしまいそうなほど細いタツキ先輩の身体を俺は抱き締めた。
「貴方の声、ちゃんと聞き取りました。
俺からも一つだけ、
貴方のことがずっと前から大好きです・・・」
真っ赤になった彼はいつもの彼よりもいくらも可愛かった。
「僕も奏君が大好き・・・っ
だから、助けってっていえたんだよ・・・?」
可愛い顔でそんなことを言われたら俺はどうしたらいいのだろうか。
「タツキ先輩、絶対なんて言葉はないけど
絶対助けて見せます。
だから、俺以外の人、見ちゃダメですよ?」
俺はそういうと、イタズラっぽい笑みで笑って見せた。
*
僕は結局何をやりたかったのか・・・。
タツキックはどうして助けを求めたのか。
それは全て想像に任せます・・・←
たこ焼きセット買ったんだよw
いつも冷蔵庫にたこ焼きの材料入ってる感じ←
ブログから
おう!タコパした感じw
俺毎週タコパ食ってるんだよなぁw
奏くんのその笑みはヤバいよ!ww想像しただけで爆発する!ww
なんか、可愛いねw