片町へ向かってタクシーを降りると、

ちょうど、

近くのラウンジのホステスさんが（どーみてもあたしより年下。。。

お客さんをお見送りにビルから降りてきてて

ホステス「また後でね～」

って手を振っていた。

ちょうど目があっちゃったので

楓「後でアフター？？」

って思わず聞いちゃった（アセ

ホステス「そうなのー。だけど、めんどくさいんだぁー」

なんて

会話してるうちに

意気投合！

酔ってた勢いで

その子のお店に一人で行っちゃったー（爆



お店に入ると、お客は男性ばかり（当たり前よね

んで、その子がマスターにお願いしてくれて

奥のボックス席へ。

金額仕切ってくれたけど

「あたし、ナニやってんだ？！」

とふと我に返り

１杯飲みながら、とりあえず、そのホステス→リサちゃんと

「今度飲みに行こう！」と連絡先を交換し、店を出た。

※実はリサちゃん、３０歳だったりした・・・（あたしより２個上じゃん　苦笑



それからだーりんがいそうなお店、片っ端から行って

やっと見つけたー＾＾

だ「こんな遅くまで飲んでたの？」

って聞かれて、あたし、バカ正直に

ラウンジ行ったこと言っちゃって・・・

だーりん、大激怒！！！（涙



だ「もうおまえにはついていけん！」

と、あたしを置いて、町の中に歩いていった。

あたしはしばらく、怒られたことにショックを受けて立ちすくんでいたんだけど

だーりんの携帯に電話をかけた。

出てくれなかった。

２回目

３回目

・・・！！出てくれた！！

こっぴどく叱られて

だーりんがいる店を教えてもらって行ったけど

お互い酔ってるから

自己主張が強くて

楓「男の子と飲みに行ってたわけじゃないし、いーじゃない！」

だ「フツー、男が行く店に、女一人で入らないだろ！しかも知らない店に！」

楓「じゃあ、自分はどーなのよ！好き勝手飲み歩いて！」

だ「俺のことを比べるんじゃない！おまえの行動がおかしすぎるって言ってるんだ！」

だ「心配なんだよ！おまえのことが！もうちょっとちゃんとしてくれよ。俺の大事な彼女なんだから。。。」

・・・

（大声じゃないわよ）



結局、二人で会計を済ませて

一緒に店を出たけれど

だーりんは怒りが収まらなかったらしく、

どこかへスタスタ歩いて行ってしまって

あたしは、怒りと寂しさと、ぐちゃぐちゃになったまま

自宅へ徒歩で帰った。




一人で家に着くと

急に涙がこみ上げてきた。

だーりんは自分を心配してくれて

怒ってくれたんだよね・・・。

ごめんなさい。

ごめんなさい。



しばらくすると、

だーりんが家に来てくれた。

でも、それは

仲直りの訪問ではなく

合鍵を返しにきたのだった。。。

だ「俺達、酒のせいで、ふたりのすべてをいつも壊してる。きっとこれからも、こんな状態の繰り返しだと思う。俺達、やっぱり、うまくいかないんだよ。俺、お前の行動が理解できない。そのことで、辛いんだ。愛し方がわからなくなる。」

あたしには

たくさん欠けているところがある。

だーりんは

今まで

たくさん気づかせてくれたけど

もう限界みたい・・・



ごめんね、だーりん。

厄年、辛い思いばかりさせたね。

だーりんが去った部屋で一人

合鍵を握りしめて

大声で泣いた。