ポール・ボネのジャパンバッシングを読んだ
- カテゴリ:日記
- 2014/11/07 21:47:56
ポール・ボネのジャパンバッシングを読んだ。
なぜ、かくも日本は外国にたたかれるのか。
少し古い本なので現状と少し違うと思うが、
ヨーロッパには後進国だった日本がいろんな技術をマネて
すぐれたものを作ることに抵抗があるようだ。
例えばヨーロッパでは車はドイツ、時計はスイス
ワインはフランスなどが地場産業となっていたのに
日本は何でも作ってその市場を侵していると
考えているらしい。
今やワインさえも作り始めた日本人に
フランス人の作者は「ひとつくらいフランスに華を持たせてくれ」
と訴える。
つまり、もともとヨーロッパにあるものを
供給しようとすると如何に良い物でもたちまち障害にぶち当たるわけだ。
その証拠に漫画などはヨーロッパにあまりなかったから
かなり受け入れられている。
この辺に日本が他国とうまくやっていくための
キーワードがあるような気がする。
今は奴等のおかげもあって日本はそれほど嫌われていない。
もちろん年寄りの中には嫌って居る人も居るだろうが、あと20年もすればそう言う人も居なくなるだろう。
アニメや漫画といったサブカルチャーから日本が理解されてきたっていうのもあるよね。
20年前は外国人は箸を使えなかったがNARUTOのおかげでラーメンが受け入れられたし。
そもそも食事で音を立てるのを嫌う外人が蕎麦やラーメンをきちんとすすって食べる。
空気と一緒にすすのが旨いと言うことをきちんと理解してるんだよね。
ずいぶん変わったよね。
日本食が無形世界遺産に登録されてるってのも驚きだけど。