品種改良
- カテゴリ:日記
- 2014/11/08 18:56:53
ナショナルジオグラフィック
2014年10月号
印象に残った記事は次の3つ。
・次世代の緑の革命
90億人の食シリーズ第6回。
今回は遺伝子組み換え技術や、従来の手法による品種改良の話。
2050年までに食料生産をさらに増やしていくために、1940年~1960年の作物の品種改良や化学肥料の大量投入による「緑の革命」をもう一度、起こす必要がある、という。
そして、その中で、重要になってくるのが遺伝子組み換え技術。
遺伝子組み換え、と聞くと、今はなんともなくても、何十年も経った後に、「実は有害でした」とか言い出すことがあるかもしれな、というイメージがある。(あくまで個人的なイメージ)
そのため、食べずに済むなら、食べたくない、というのがホントのところ。
が、だんだん無視できなくなってくる、という気がする。
それに記事の中でひっかかったのが、遺伝子組み換え作物を開発した会社と農家の関係。
農民は会社との契約で翌年の作付け用に種子を採取できず、毎年、会社から種子を購入しなければならない、という。
また、この会社は自社製品の除草剤に耐性を持つ作物を開発したらしい。
いい商品を作って、利益をもらい、存続していく、という企業の姿からすれば、正しい行動だが、これがどんな意味を持つことか、という点を考えると、遺伝子組み換え技術、というのは、一体、何のための技術なのか、という疑問が湧いてくる。
・スピノサウルス
白亜紀に生きていたと考えられている恐竜、スピノサウルス。
その恐竜の全身を復元しようとしている研究者の話。
背中に大きな帆をつけたような恐竜は、子供の頃、読んだ恐竜の本で出てきたような、出てこなかったような、という印象しかなかった。
(もしかしたら記憶違いかもしれない)
個人的には、その程度の印象しか持っていなかった恐竜だが、肉食恐竜ビッグ3に数えられている、と書いてあったので驚いた。
小学校の頃の友達(それもほとんど忘れかけている)が、突如、有名人になったような感じだった・・・。
・原発事故の現場を訪ねる
チェルノブイリ原発事故跡の見学ツアーの話。
1986年、旧ソビエトで起きたチェルノブイリ原発の爆発事故。
その事故が起きた地域を見学するツアーが2011年から始まったそうだ。
(記者も書いているが、よりによって2011年・・・)
自分の中では、チェルノブイリ原発事故は、まだ「歴史」になっていないので、ツアーに対しては反感しか感じない。
しかも記事を読む限り、興味本位で参加している人も少なくないように見受けられるので、なおさら。
ただ、この記事の中でズシリとくるのは「帰郷者」と呼ばれる人々の存在。
住み慣れた土地で暮らしたい、と放射能の危険性を承知の上で、戻ってきて、暮らしている高齢者が少なくない、という。
(たしか「もの食う人々」(辺見庸)でも、「帰郷者」は紹介されていた。)
この意味だけを考えても、見学ツアーを始める神経が理解できない。
深夜でもいいので、地上波で放送してほしいですね。
話題にならないのは、突くと、突いた当人でさえ、予想しなかったものが出てくるから、だったりすると・・・。
それに日本だと欧米で忌み嫌われるMSGが醤油調味料とだけ表示されてます。
アメリカで同じおせんべいを買った時英語表示をみてやっと気付きました。
アメリカ人は遺伝子組み換えかどうか、気にしない人が大多数、と思い込んでました。
やはり、誰もが内心、アヤシイと思っている人が多いようですね。
ところで遺伝子組み換えはニュースになっても、添加物は騒がれないですね。
自分もこちらに関しては、認識不足です・・・。
>ラムセス2世さん
遺伝子組み換え、なんとなくアヤシイなと思いつつ、付き合っていくしかないのかな、という気がします。
味で分かるわけではないですし・・・。
作っている会社のおエライさんが、自社の食品を毎日のように食べているかが、判断基準でしょうか。
ファストフードで使われる玉ねぎ。
生食用なわけですがこれは日本の種苗企業が作成したものが世界の70%を占めているそうです。
(サ〇タだったかな・・・)
生産農家はやはり同様の契約にて、毎年購入しているとか。
遺伝子組み換えじゃない、と思ってたけど遺伝子組み換えかもしれない。
そもそも日本国内の管理もかなりザルで、
「遺伝子組み換えでない」ものに「遺伝子組み換え品」が混じってしまっても、
混入率が5%以下なら「何事もなく遺伝子組み換えでない、と表示してよい」そうです。
「遺伝子組み換えでない国産大豆」製品がたくさんありますが、
どう考えても供給不可能な量しか国内では生産されていない、という話もありますし・・・
農家も大変ですが結局できたものを輸入しちゃってますし、
遺伝子組み換えかどうかなんてチェックしてないし、できるわけもない。
アメリカからの輸入品ならアメリカ政府の一睨みでルールを変える国なんで・・・><
遺伝子以外の安全性さえろくすっぽ検査せずに国内流通してるそうですから。
怖い世の中だー(棒読み)
(寄らしむべし、知らしむるべからず・・・)
消費者のチョイスで小売りも仕入れ先を変えます。
悪名高い●all ●artでも消費者が選ぶようになったのでオーガニックなものを取り入れ始めたらしいです。
まずは消費者の認識を高めることからかと。
うちでまえに添加物のことをどれだけ良くないかブログに書いたら知らなかったって人も多かったので、悲しいかなまだまだそんなレベルです。。
「緑の革命」
というより
「モン●ン●のクーデター(による政権奪取)」
という感じですね。
(記事の中でも、あまり好意的な書き方ではなかったですが・・・)
中南米や中東に売りつけて、毎年、種を買わせて大儲けしている
モ●サ●トとか、その他のバイオ会社は、
ニッポンにも、売りつけようとしているようです。
ニッポンもヨーロッパも、今のところ使用制限を付けています。
アメリカが、TPPをやたらシツコク日本に迫るのも、
不稔性種子を、自由にニッポンに売りつけたいからだという話を
聞いた事があります。