○さん(一部・・・追加)
- カテゴリ:友人
- 2014/11/18 21:59:33
ネットでブログを書き始めたばかりの頃、勝手にこの人と妄想競演した。
ちょうど今位の季節でまだ・・・が・・・・・・・・・・・で文中に改行を入れ始めた
ばかりで、時々よくわからないうさんくさい短歌っぽいのが冒頭にあった。
「霧の夜 車灯が傍ら 過ぎて行く
見上げる空は 星影も無し」
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僕が住んでいる所はこの季節になると、
時々、霧がでる。
最近、職場の人間と酒を飲み、結構酔っ払って、
終電に乗って帰って来た。
駅を降りると濃い霧が出ている。
僕は改札を出て右に歩き、通りを渡って
路地に入った。
それにしても霧の夜に道を一人で歩いていると
言うのは、何と無く不思議な世界の入り口に
向かって歩いている様な気がして来る。
その内に僕は夜中の坂道を
「世にも不思議な物語」のメロディーを
小さく口ずさみながら歩いていた。
坂道の途中にあるアパートを通り過ぎる時、
道のすぐ側に人の気配があるのに、気付いた。
見ると若い女の子が「世にも不思議な男」を見る
様な目でこちらにずっと、視線を送っていた。
僕はばつの悪い思いでギクシャクとして、
そこを通り過ぎた。
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僕がその話をすると、その人は、日本酒の
入ったグラスを手に持ったまま、小さく頷き、
やがて静かな口調で語り始めた。
「そうですか…でも気にする事は無いと思います。
自分は、失敗と言うのは誰にだって
あるものだと思ってます。」
その人はそう言って手に持ったグラス
をテーブルに置いた。
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○さん・・・
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ご冥福をお祈りします。
ふつうの役をみたのは「鉄道員」だけです
間違いは、分かったら正せば良いでしょうね☆
私もご冥福をお祈りします。