ジャズと珈琲と
- カテゴリ:30代以上
- 2014/11/20 18:42:51
高校生の時、オレは英語の成績があまりに悪かったので、母親が心配して、英語の塾に通わせてくれた。
指導してくれたI先生は、T大文Ⅲ卒だったが、学歴などひけらかすこと全くない、謙遜な人だった。
オレはI先生のおかげで大学に入ることができた。
I先生との交流は、その後も続いた。
オレにジャズと珈琲を教えてくれたのも、I先生だった。
「ジャズは、絶対に評論から入ってはいけない。音楽は理屈ではなく、感性だから。
まず、この5枚のアルバムを聴いたらいい。その後、ジャズを好きになったら、その先を教えよう」
そう言われ、LPを貸してもらった記憶がある。
*カインド・オブ・ブルー~マイルス・デイビス
*ポートレート・イン・ジャズ~ビル・エバンス
*マイ・フェイバリット・シングス~ジョン・コルトレーン
*クール・ストラッティン~ソニー・クラーク
*リターン・トゥー・フォーエバー~チック・コリア
おいおい、チック・コリアのアルバムは、フュージョンじゃないか、というお叱りの言葉を頂きそうではあるが。
ジャズは理屈ではない、感性なのだよん。
オレは、ビルエバンスに完全にはまった。今でも、ビルエバンスはオレの中で最高のピアノプレーヤー(ピアニストではない所がカッコイイよね)である。
ビルエバンス、リリカルでロマンティックでありながらリズムを軽視しないプレーヤー。
ジャズ博士、ウイントン・マルサリス曰く。
「初めにリズムありき・メロディではない」
そう、ジャズは、リズムなんです。
ビルエバンスのワルツ・フォー・デビー最高。
そうそう。I先生の、その先は、珈琲だった。
「珈琲は、音楽とは逆に、銘柄から入るといい。モカ、マンデリン、その次にコロンビアを飲んでみて、自分の好みを決めればいい」
I先生、オヤジになったオレは、マンデリンが好きです^^
ママコノシリヌグイ、おもしろかったのでウイキで調べたら、トゲトゲのあるツル植物で、猫じゃらしではなかったけど
あれよりはるかに痛そうです(^o^)韓国では「嫁のしりぬぐい」と呼ばれるとか。姑にイジメられるのね。
コーヒー、モカが飲めません。酸っぱくてダメ。苦いのはわりと平気なんだけどなあ。
今はなくなっちゃったのが悲しい;;
ジャズはリズムなのかぁ・・・そう思って聴いてみよう^^
ジャズが流れている素敵な茶店で珈琲を飲んでみたくなりました^^