透明アンサー
- カテゴリ:自作小説
- 2014/11/23 22:42:39
無自覚いちゃいちゃにならない・・・・。
どうしよう(A;´・ω・)
ってことでお詫びにアヤノちゃんがカゲロウデイズに飛び込む前のシンタローくんの一人称を僕に変えました←
個人的には萌える←
ではどうぞ!
==================
後悔する秀才の話。
*シンタロー*
めまぐるしくもない。
そんな毎日に飽き飽きしながら席に座った。
「今回のテストはどうだったんだろうね?」
とでも言いたそうな僕にとっては何の意味も持たない教科書が目の前にあった。
テストの出来栄えならそれは、まぁ、いい方なのだろう。
3桁満点、100点満点の再生紙(テスト)をもらった。
隣の席では
「えへへ・・・・。
シンタロー、またやっちゃった」
と照れ笑いながら2桁の点数のアヤノが席に着いた。
窓の外を眺めないのは答えが目に見えてしまうから。
「それじゃほら、つまんないよ」
ってアヤノはいつも楽しそうだ。
これ以上、消えたい僕の心に触れないで。
今日も僕には世界なんてものはどこにも見えないよ。
決まった時間に鳴り響く、機械音に僕は一人冷たいやつだな。と語りかけてる。
今更、不思議そうに答えを合わせたところで、なんでか全部解りきってしまうから。
「このまま僕が死んだって、
きっと誰かが代わりになってくれるから。」
そんなことをつぶやくことも馬鹿らしいよ。
*アヤノ*
怖い。
痛そう。
寂しい。
辛い。
誰か助けてよ・・・・。
ねぇ、シンタロー・・・。
私の目からは涙が溢れていた。
気づくのが遅すぎたんだ。
私にはどうすることもできない。
独りぼっちの作戦が成功しますようにと私は天に願った。
お父さん、お母さん。
いままで育ててくれてありがとう。
お母さんは死んでしまったけれど、私にはお父さんがいてくれました。
家族といられて、兄弟といられて幸せでした。
修哉、つぼみ、幸助。
3人が笑ってくれるようになって私、嬉しかったよ。
私の役目は終わってしまったけれど、3人でこれからも仲良くしてね。
貴音さん。
ちゃんと遥さんに想い、伝えられるといいですね。
私は間に合わなかったけど、貴音さんならまだ間に合います。
勇気を持ってください。
シンタロー。
勉強に付き合ってくれて、私の馬鹿な遊びに付き合ってくれてありがとう。
シンタローと過ごした時間はいままでかけがえのない時間ばかりでした。
本当にありがとう。
それから・・・・___
*シンタロー*
飽き飽きした日常は繰り返すけど、アヤノが学校を休むなんて違和感しかなくて。
まあ、理由がどうであれ明日帰ってくるテストもいつもどおりの結果なんだろうな。
「楯山文乃さんが亡くなられました。」
担任はそれだけ言ってアヤノの席に花を供えて頭を下げた。
目まぐるしくもない、
そんな毎日は、どこかが狂ってしまった。
アヤノの髪の色。
アヤノの笑顔を。
誰かがもう、覚えていないかもしれない。
僕の隣の空いた席はそこからどう見えていますか?と。
アヤノのことを知ったようなふりをして、でも、僕は何一つわかっていなかったんだ。
少しでも、アヤノの気持ちが分かっていられたなら。
ずっと続いていてくれたような日々だったのに。
決まった時間に鳴り響く機械音を止めるたびにないものなんだと気づかされる。
俺は屋上に向かった。
クラスのやつの話によるとアヤノはここから飛び降りていなくなったらしい。
屋上の端から下を見下ろす。
相当な高さだった。
怖かったよな。
痛かったよな。
寂しかったよな。
苦しかったよな。
ごめん。
ごめんな・・・。
気づいてやれなくて。
僕が声をかけていられたならアヤノがここまで追い込まれることはなかったかもしれないのに。
教室で泣いてたのも知ってたんだ。
でも、いつも見せてくれるあったかい笑顔にしがみついていた。
アヤノはそんな心を傷つけて、何回も何回も隠し通して笑ってたんだよな・・・。
今更僕に出来ることはないけれど。
ここから飛び降りていなくなってしまった笑顔を
僕は・・・・__俺は、明日も決して忘れないよ。
~~~~~~~~~~~~
ここまで読んでいただきありがとうございました!
コメントしてくれると嬉しいです♫
*シンタロー*
めまぐるしくもない。
そんな毎日に飽き飽きしながら席に座った。
「今回のテストはどうだったんだろうね?」
とでも言いたそうな僕にとっては何の意味も持たない教科書が目の前にあった。
テストの出来栄えならそれは、まぁ、いい方なのだろう。
3桁満点、100点満点の再生紙(テスト)をもらった。
隣の席では
「えへへ・・・・。
シンタロー、またやっちゃった」
と照れ笑いながら2桁の点数のアヤノが席に着いた。
窓の外を眺めないのは答えが目に見えてしまうから。
「それじゃほら、つまんないよ」
ってアヤノはいつも楽しそうだ。
これ以上、消えたい僕の心に触れないで。
今日も僕には世界なんてものはどこにも見えないよ。
決まった時間に鳴り響く、機械音に僕は一人冷たいやつだな。と語りかけてる。
今更、不思議そうに答えを合わせたところで、なんでか全部解りきってしまうから。
「このまま僕が死んだって、
きっと誰かが代わりになってくれるから。」
そんなことをつぶやくことも馬鹿らしいよ。
*アヤノ*
怖い。
痛そう。
寂しい。
辛い。
誰か助けてよ・・・・。
ねぇ、シンタロー・・・。
私の目からは涙が溢れていた。
気づくのが遅すぎたんだ。
私にはどうすることもできない。
独りぼっちの作戦が成功しますようにと私は天に願った。
お父さん、お母さん。
いままで育ててくれてありがとう。
お母さんは死んでしまったけれど、私にはお父さんがいてくれました。
家族といられて、兄弟といられて幸せでした。
修哉、つぼみ、幸助。
3人が笑ってくれるようになって私、嬉しかったよ。
私の役目は終わってしまったけれど、3人でこれからも仲良くしてね。
貴音さん。
ちゃんと遥さんに想い、伝えられるといいですね。
私は間に合わなかったけど、貴音さんならまだ間に合います。
勇気を持ってください。
シンタロー。
勉強に付き合ってくれて、私の馬鹿な遊びに付き合ってくれてありがとう。
シンタローと過ごした時間はいままでかけがえのない時間ばかりでした。
本当にありがとう。
それから・・・・___
*シンタロー*
飽き飽きした日常は繰り返すけど、アヤノが学校を休むなんて違和感しかなくて。
まあ、理由がどうであれ明日帰ってくるテストもいつもどおりの結果なんだろうな。
「楯山文乃さんが亡くなられました。」
担任はそれだけ言ってアヤノの席に花を供えて頭を下げた。
目まぐるしくもない、
そんな毎日は、どこかが狂ってしまった。
アヤノの髪の色。
アヤノの笑顔を。
誰かがもう、覚えていないかもしれない。
僕の隣の空いた席はそこからどう見えていますか?と。
アヤノのことを知ったようなふりをして、でも、僕は何一つわかっていなかったんだ。
少しでも、アヤノの気持ちが分かっていられたなら。
ずっと続いていてくれたような日々だったのに。
決まった時間に鳴り響く機械音を止めるたびにないものなんだと気づかされる。
俺は屋上に向かった。
クラスのやつの話によるとアヤノはここから飛び降りていなくなったらしい。
屋上の端から下を見下ろす。
相当な高さだった。
怖かったよな。
痛かったよな。
寂しかったよな。
苦しかったよな。
ごめん。
ごめんな・・・。
気づいてやれなくて。
僕が声をかけていられたならアヤノがここまで追い込まれることはなかったかもしれないのに。
教室で泣いてたのも知ってたんだ。
でも、いつも見せてくれるあったかい笑顔にしがみついていた。
アヤノはそんな心を傷つけて、何回も何回も隠し通して笑ってたんだよな・・・。
今更僕に出来ることはないけれど。
ここから飛び降りていなくなってしまった笑顔を
僕は・・・・__俺は、明日も決して忘れないよ。
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ここまで読んでいただきありがとうございました!
コメントしてくれると嬉しいです♫
感想は・・・・(´;ω;`)
ニヤニヤしてた私は不謹慎ですか( ´∀`)←
もっと甘々いちゃいちゃなシンアヤ書いてもいいのよ・・?(チラ