ノンフィクション。
- カテゴリ:小説/詩
- 2014/11/26 17:26:57
逃げちゃってさ、
何度も何度も逃げちゃってさ、
それで逃げてる途中に見つけたの。
大切なもの見つけたの。
でも逃げちゃってたせいでさ、
守れない体になってたの。
傷ばかりつけちゃうように、
なってたの。
ごめんね。
本当は全部わかっていたんだけどね、
本気で好きになったら、
傷つけるようにばかりなっちゃうの。
自分が制御できなくなるの。
知ってたんだけどね。
好きになっちゃった。
好きになっちゃったんだよ、
ごめんね。
ごめんなさい。
好きな人を幸せに出来ないくらい、
もう性格歪んで歪んで仕方ないんだ。
だって、もう、だって心が、
過去のトラウマだなんて言って
逃げちゃったら、ダメなんだろうけど、
嫉妬や不安が、
自分でもわけがわからないくらい、
溢れてきて、
自分の汚い部分が、
溢れて、きて。
見える物も、見えなくなって、
不器用なんて言葉じゃ、
片付けられないような、崩れた心が、
醜い、僕の、心が、
君を沢山、沢山傷つけた。
ごめんね、君は僕から逃げて。
せめて、大切な人くらい大切にできる人に
なりたかったです