瞼のうらに
- カテゴリ:小説/詩
- 2014/11/30 00:26:27
瞬く間に日が暮れて おひさまは山に隠れてしまった
ぽっかり浮かんだ雲の半分は 茜色
もう半分は 夜を待つかのように ねずみ色
近くで三日月は 笑っている
もうすぐ 夜だと 笑っている
あんまり 雲がきれいなので
目に入っているうちに 家へ帰ろう
いそいで走って 家へ帰ろう
忘れないうちに…
忘れないうちに…
瞬く間に日が暮れて おひさまは山に隠れてしまった
ぽっかり浮かんだ雲の半分は 茜色
もう半分は 夜を待つかのように ねずみ色
近くで三日月は 笑っている
もうすぐ 夜だと 笑っている
あんまり 雲がきれいなので
目に入っているうちに 家へ帰ろう
いそいで走って 家へ帰ろう
忘れないうちに…
忘れないうちに…
ひとたび目をそらしてしまうと
なんだかそれが消えてしまいそうで
こわくなることがよくあります
ずっと見つめ続けていれば、
どのように形が変わろうとも
まだ それと わかるのだけれど
ひとたび 目をそらしてしまうと
すっかり形が変わってしまっていて
もう、他のものと見分けがつかなくなる
せっかく見つけた きれいなもの 美しいもの
見失わないように ずっと見つめ続けていきたいな
そう感じました
こはるさんらしくて、うっとり・・・
あい
私の住んでいる所は自然とは無縁なところなので
こういう詩を読んでいると心が休まります^^
読むだけで心は整理されていきます。
この詩はボクが書くと、怖い詩になりそう。
やはりあなたの感性は素晴らしい。
あなたは貴重な人です。
ぼちぼちと訪問お待ちしています。
あい