自分の妄想が、肥大化して・・・。
- カテゴリ:仕事
- 2014/12/04 20:27:03
昨日は、久しぶりに緊張と不安と焦りと後悔に苛まれました。
ああいった感覚は、ほんとうにここしばらく無かったですね、
全身の毛孔が、わなわなと震え、心臓が鉛のように重くなり、
居ても立っても居られないという不安感に襲われたのです。
いや、病気じゃありません。
「弱小零細吹けば飛ぶよな将棋の駒・悪徳不動産株式会社」の、
賃貸ご入居中のお客さまの、「合鍵が盗まれた!」ためでした。
幸い、「合鍵が盗まれた!」のは、間違いでしたが、
それが分かるまでは、もう、どうなることかと思いました。
合鍵は、キーボックスに保管され、
ご入居者のお留守の間に、
給湯器の付け替え工事を済ませるためでしたが、
少し間をおいて、お風呂場のカランのパッキン取り替えがあったものですから、
キーボックスをしばらく、工事関係者だけが分かる場所に隠してありました。
昨日、朝からそのキーボックスを回収に行ったのですが、
現場にない‼
最後の工事をした担当者に聞くと、
実はその担当者が、工事をした日には、もう無かった…というのです。
キーボックスは無かったのだけど、
入居者が家にいらしたので、
そのまま最後の工事を、入居者の立ち合いのままして、完了した・・・と。
工事完了の報告は、貰っていたのですが、
「キーボックスが無くなっている!」とは聞いていませんでした。
エライことです!
入居者は、じつは某有名水族館のイルカのお姉さん、
テレビに出たこともある有名人、
それでなくても、美人で人目を引くのに、
そこの家の合鍵が、盗まれて1か月も経っていたなんて!
どう考えても、犯人はストーカー、または変質者、
彼女がいない間に、家に侵入し、隠しカメラや盗聴器を仕掛けるか、
洋服ダンスを物色するか、洗濯ものの匂いを嗅ぐか、
いや、もしかしたら、今夜あたりはカーテンの陰に潜んでいるかもー!
・・・・と、わたしの妄想は、突如、とどまるところを知らず、
ああ、もう、今頃、殺されて・・・・!
大急ぎで、設備担当に「鍵の付け替え」を発注し、
入居者に事態を報告し、身の回りに変わったことがなかったか聞いたのですが、
もう、そりゃあ、イルカのお姉さん、びっくり仰天、
「きゃあ!気持ち悪いですー!家に帰れない!」
わたしと、鈴ちゃんは彼女の帰宅に合わせて、
警備のために急行しました。
まあね。
冒頭、申し上げましたように、
「合鍵が盗まれた!」のは間違いで、
キーボックスは、風雨に耐え、指定された場所より少しずれて、
見えにくい場所に、ちゃんと引っかかっていました。
あー!良かったあああ~~~~~!
キーボックスの4けた暗証番号を、
粘着気質変質者が、執拗に合わせて開け、
合鍵を盗んで、ひそかな楽しみにふけっている・・・のが、
すべて、わたしの妄想で。。。良かった。。。
丸一日、妄想変質者に振り回されて、
2度も現場に急行し、キーボックスを探し、
見つけられなくって、聞き込みに奔走し、
あの美人のイルカのお姉さんの身を案じ、
心臓バコバコになるほど疲れ切った一日でした。
どれほど疲れていたかって?
いや、ほんとに、今朝、起きられなかったものー!
鍵が見つかって安心したとたんに、わたしの電池が切れました。
ドドドーーーーっと、崩れ落ちたんです。
死ぬかと思った。
と報告してれば、もう少し早く解決したかもしれないけど・・・
最終的には妄想ですんでよかったですね!
緊張と不安と焦りと後悔に苛まれる感覚よくわかります。
背筋のゾワゾワがとまりませんね。きっとおそろしくぞっとする思いだったのでしょうね。
あーでもホント妄想に終わってよかったです。安心しました。
ビール飲んでほっと一息ついてくださいね。
いや~ほんとにお疲れ様でした!
見つかってよかった。
仕事は、たまにひやっというか、背中がぞわっとするような失敗はありますよ。
今回、なんともなくて良かったですね。
ただ、今回の場合は行動として正しいと思います。
なにか、あってからでは遅いですものね。
お疲れ様でした。
ところで、鍵の付け替えは行ったのでしょうか。
<平山夢明=鬼畜のマエストロ作家。奥さまに「私は鬼畜の嫁なの?」と泣かれたことがある
イルカのおねいさんご無事でよかったです。
とゆか、はなこさんの妄想が…すごいなあ…
それでミステリに挑戦してみませんか。