Nicotto Town



今日も平和です(カゲプロ)

厨二病書いてとリア友に言われ書いた作品。
途中で諦めたため終わり方がざつですw


「カノ、起きろ。
 さもなくばお前の首が吹き飛ぶ。」
午前8時30分。
目を覚ましたばかりのかのの首筋にはキドの私物であろう杖が当てられていた。
「うわぁぁぁっ!
 起きる!起きるから!!
 杖!杖!!
 ごめんなさい!!!!」
大慌てでキドに謝罪の言葉を述べるかの。
いつもどおりの光景だった。

その頃リビングでは魔力、もとい朝食にがっつくセトと寝起きながらにテント交信をとっているらしいマリーの姿があった。
これも、いつもの光景。
なぜだかわからないがここで暮らす4人は全員が厨二病というやつらしく、キドは魔女、セトは悪魔、カノは魔術師、マリーは暗黒の占い師というふうに自分のことを名乗っている。
その上、ここ、メカクシ団にはまともな人間が誰ひとりとしていない。

なのに、なぜ普通に生活していられるのか、そこは永遠の謎といっていいだろう。

「セトにマリー、おはよ~
 朝からご苦労様だね」
やっと部屋から出てきたカノの第一声はそれだった。
「ほふぁひょふっふ!(おはようっす!)」
食べ物を口に含んだままカノの挨拶に答えるセトをキドが後ろからどつく。
「あ!
 カノおはよ~
 あのね!今日はカノの魔術を見たらいいことが起こるでしょう!って占いの神様が言ってたの!」
マリー、それは君が見たいだけではないのか?
まぁ、そんなことが彼らに通じるわけがない。

なぜなら彼らは厨二病だから。

「仕方ないな~
 今日だけだからね?」
カノはそう言って右手で八の字を描きながら何やら唱え始めた。

彼らには真っ暗な世界に雷やら何やらが降ってきたように見えたのだろう。
こちらには何も見えなかったが。

「どうだった?
 これが僕の闇のまじゅちゅ・・・・だぁぁっ!」

「カノ、噛んじゃったね。」
「噛んだな。」
「噛んだっすね」


そんなこんなで今日もメカクシ団は平和です。


END

きっとカノはこれがぼくの闇の魔術なのだよと言いたかったのでしょうね(遠い目)

#日記広場:自作小説

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2014/12/24 11:42
何これ、おもしろww
アバター
2014/12/23 19:15
1人マスクの中でニヤけました。(爆笑)



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