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台湾:高速ミサイル艇「沱江」を自主建造


 【蘇澳(そおう)(台湾東部)鈴木玲子】台湾が自主建造した高速ミサイル艇「沱江」(全長60.4メートル、502トン)が23日、宜蘭(ぎらん)県の蘇澳港で台湾海軍に引き渡された。中国の海軍力増強に対抗する狙いがありそうだ。

 同艇は高いステルス性を誇りレーダーに探知されにくい。最高速度38ノット(時速約70キロ)で機動性にも優れている。台湾が開発した超音速対艦ミサイル「雄風3型」「雄風2型」をそれぞれ8発搭載する。

 台湾メディアは、中国空母「遼寧」を含めた大型艦に対抗する「空母キラー」と報じている。今後8〜12隻を建造、配備する計画だ。

 台湾は米国から軍艦などを購入すると同時に自主開発も進めている。式典で厳明・国防部長(国防相)は「設計から建造まですべて(台湾の)自力で完成させた。海軍の将来に極めて重要な艦艇だ」と強調した。


http://mainichi.jp/select/news/20141224k0000m030050000c.html


中国海軍がステルス性を重視した022型ミサイル艇を80隻程度建造して、ミサイル艇戦力を一新したのに対して、台湾海軍が2009年初めに公開された艦艇調達計画の「迅海計画」排水量900~1000t級の先進的コルベット(台湾海軍では近岸巡邏艦=沿岸哨戒艦、もしくは近岸巡防艦=沿岸フリゲイトと呼んでいる)の存在を明らかにし、同年作成された国防予算案に「迅海計画」に関する先行研究費を計上して開発を始めました。

しかし2011年度予算に一番艦の建造費用を計上する計画であったものが、陸軍のAH-64D攻撃ヘリコプターとUH-60M汎用ヘリコプターの調達計画が優先されたことにより、予算計上は見送られ一番艦の調達時期も2011年から2013年に変更され排水量500t、全長40m、最高速力30kts、乗員45名で、双胴船体やステルス性に配慮した設計は当初案のままに、排水量は当初計画の半分に削減されて完成しました。

将来的には同艦をベースとして船体を大型化した上で、「小神盾=ミニ・イージス」艦として防空能力を大幅に強化する発展型についても検討されています。

動画
https://www.youtube.com/watch?v=y4LDTs-vlko

 

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