好きな5作(ムリヤリ少年/青年マンガ)
- カテゴリ:マンガ
- 2014/12/28 22:05:04
とにもかくにも少年/青年マンガが生理的に受け入れられない私。
努力も友情も勝利も大キライなためなのでしょう。
不良物もファンタジーもスポ根もアウト。結局以下のようなラインナップに。
1、龍一くんライブ(神戸さくみ)
いきなり古すぎるか? 少年キングに連載されてましたね。
年上の不良っぽいヒロインすばると、純朴そうで流されやすいチャラ男くん龍一の恋。
やはり女性作家だ、凡百のラブコメとは一線を画しておりました。線もキレイ。
2、無敵看板娘(佐渡川準)
故人となられたこの方の代表作でしょう。素晴らしいギャグセンスでした。
美少女ヒロインが色気を全くウリにせず、ひたすら格闘に明け暮れる爽快さ。
時折覗く人情味のバランスも良かった。先生、安らかに。
3、ROCKS(山下和美)
『柳沢教授~』シリーズの作者、かなりのロック好きだそうですね。
早期退職した元バンドマンの会社員が再びベースを手に取る話。ロック爺必読。
現場を知らんと書けないリアリティ……と思ったらアシさんがバンドマン。さもあらん。
4、るろうに剣心(和月伸宏)
初期の衝撃度は大変なものでした。少女マンガの絵柄で時代劇でジャンプですぞ。
こりゃスゲーや、と愛読したものです……DB化するまでは。
人情下町長屋噺にしてくれたらよかったのになー、未だに残念。
5、ハネムーンサラダ(二宮ひかる)
天才、二宮先生の青年誌での代表作にして……最高傑作だと思う。
『女性二人が幸せになる三角関係話』って空前絶後ではなかろうか。
レディコミとの境界領域作品でしょうかな。そのためレディコミにも手を出す羽目に。
ご覧の通り、女性作家と女性的絵柄の作家さんが中心です。
青年誌を買って読んでたのは……『めぞん一刻』最終話くらいまでのこと。
それ以降、喫茶店で斜め読みする程度、現在の動向には無知でございまする。