Nicotto Town



添い遂げたあなたへ。

今年最後の小説です

暁って女の子と神楽っていう暁の恋人のはなし

*暁*

「神楽、起きたのね。
気分はどう?」
私は目を覚ました恋人に私は声をかけた。
実験室には水泡の音とファレノプシスの甘く優しい香りが漂っていた。
「気分、ですか・・・・?
まぁ、そこそこですかね」
「ならいいわ。
今からの私のはなしをよく聞いてね。」
私たちの生きてるこの世界はとても残酷なの。
あなたもその他の仲間もみんな居なくなってしまった。
私には頼れる人が居なかった。
だからね、神楽、あなたを作ったの。
「神楽、私の名前を呼んで?
その手で私に触れて。」
神楽は私に言われた通りてを握って名前を呼んでくれた。
暁って。
「ねぇ、そのままキスもして。」
私のわがままも受け入れてくれる神楽は私の知っている神楽そのものだった。
神楽の唇と私の唇が離れる直前、例の症状が私をおそった。
込み上げてくるという嫌な感覚。
わたしは突き飛ばすように神楽から離れた。
少しだけ神楽にかかった私の血液。
ごめんね、それだけ言うと私は部屋からでタ。

*神楽*

僕は暁と"コイビト"をして遊んだ。
買い物に行ったり二人で並んで散歩をしたり。
そんな日々はとても満たされていた。
楽しくて仕方なかった。
だけどそれは許されなかったらしい。
暁の言っていた通りこの世界はとても愚かだった。
僕の存在は誰にも受け入れてもらえない。
「ここから逃げるわよ!」
暁はそう言って僕に手を差し出した。
その手をとって僕らは駆け出した。
二人の世界へと。

新しく引っ越した町の教会。
「神楽、私には時間がないの。」
暁の声は今までよりもずいぶんと弱々しかった。
僕の知らない何かが暁を呼んでいる。
僕の知らないどこかに暁をつれていこうとしていた。

3時を知らせる鐘が鳴り響いた。
暁は鐘の音に微笑み、僕を手繰り寄せた。
僕はそのままあの時のように優しく口づけをした。
花で作った愛の指輪を今、お互いの指ににつけ合った。
暁はそっと目を閉じて、ただはじめて出会ったときのように優しく笑っていた。
でも、だけど暁の音が、温度がなくなっていた。
君をそっと抱き締めてポタポタと僕の何かが目からこぼれていた。

ポタポタ、ポタポタと。

To.暁
いつかこの場所に、暁の大好きだったこの場所に花を植えるから。
僕と同じ
ファレノプシスを。
From.神楽

【ファレノプシス】
花言葉 幸せが飛んでくる。
変わらぬ愛
純情


End

神楽くんは暁のつくりけあげた〇〇〇〇〇〇なんです。
わかりますか?
これはある曲をもとに作っているのでわかってくれたら嬉しいです。

今年もアと数分
よいお年を&HappyNewYear≧ω≦

#日記広場:自作小説

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2015/01/01 00:09
すっごい…w
俺、こういう感じの好きだな~…♪

てか、〇の中分からん…曲も分からない…
ダメだ、俺には考えるという才能はついていないようだ…!←


あけましておめでとう
今年も宜しくな



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