【カゲプロ】これが日常?
- カテゴリ:自作小説
- 2015/01/05 00:38:43
もそもそと布団から起きだしベッドの上に座ってあたりを見渡す。
ぼやっとしていた視界が徐々に開けていく。
「あれ・・・・?
いつもと違う部屋?」
どうやら寝てしまっていた俺をここまで運んでくれたらしい。
「・・・・・!?」
頭も覚めたところで、今日も朝ごはんの準備をしなくては。
部屋を出て台所に立つ。
手際よく準備を進めていく。
「ふぁぁー・・・・・
おはようっすー・・・き・・・・カノ!?」
あ、そうだった・・・。
”僕”は"カノ”なのだ。
「んー?
セト、どうかしたのー?」
いつもどおりセトに対応する。
「いやー・・・カノがキドの代わりにご飯作ってるのとこんなに早く起きれてるってところにすっごく驚いただけっす!」
確かに言われてみればそうだった。
「事実だけど僕だってやればできるんだからねー?」
そんなこんなで結局”キド”が起きてきたのは11時だった。
「キド、今日は遅かったね」
怖いくらいの笑みを使って見つめる。
「あ、あぁ、少しばかり疲れがたまっていてな。」
上手に言葉を流したものの”キド”も自分と同じように戸惑っているようだった。
「キド、毎日い頑張ってるもんね~
お疲れ様ー」
少し、嫌味を交えて言ってみる。
が、キドは顔色一つ変えずに僕の方を見ているだけだった。
シンタロー君やキサラギちゃん、エネちゃんにコノハ君にヒビヤ君。
みんなからの違和感を交わすのは大変だったが一日を終えた時の満足感がすごかった。
夜11時。
寝静まったアジト内の一室でこそこそと動く二つの影。
「今日はお疲れ様~。
結構、難しいねー・・・・。」
「そうだな。
案外大変だった。
カノは疲れないだろうがな。」
「違うよ、カノ。
今は
キドが僕で僕がキド
なんだから」
「そうだったな。
まぁ、明日はヘマしないようにお互い頑張ろう。
戻れる日まで。」
ここまで読んでいただきありがとうございました!
えっと、わかったでしょうか?
実はカノとキド。
精神が入れ替わっちゃっております。
結構難しいものですね・・・・(笑)
分かった時慌てたけど。(俺が)
やっぱりアヤノの小説いいねっ。(๑•᎑•๑)
この小説好きー。(-∀-`ニカッ。(爆笑)