ドラマ【花燃ゆ】
- カテゴリ:テレビ
- 2015/01/05 17:37:25
新番組 花燃ゆ
NHK 日曜夜8時~
【あらすじ】杉文は長州藩の武家・杉家の娘で、上に2人の兄と2人の姉、下に弟がいた。文の二番の兄・吉田寅次郎は吉田家に養子に出たものの、養父が死んだため杉家で暮らしていた。ある日文は家族ぐるみで、寅次郎が仕切る軍事演習を見に行く。そこで、これでは西洋列強に勝てないと悲観する寅次郎の気持ちを感じ取った文は、つい口に出して言ってしまい、ちょっとした騒動になる。寅次郎はかねてから国防の脆弱さに焦燥感を覚えており、広い世界を見ようと、九州へ遊学に旅立った。
【感想】ついに始まりました。花燃ゆ。変換しづらい!
幕末は日本史の中でも一番好きな時代なので、楽しみではあるのですが、主人公が無名の女性ということで、八重の桜臭がすごいするので、ある意味不安でもありますw 無名と言いつつ、幕末の志士であった久坂玄瑞の妻ではあるのですが、あの人早世しちゃうし。八重の時と同じよう、よくわかっていない主人公の動向を補うため、いろんな創作を入れてくるのではないかと思うと、心配なんですよね。大河は好きですが、主人公を賛美しすぎるところがあるので、創作部分でそれをやられると、げんなりしちゃうんですよねぇ。
さて初回。まず文役の子役の女の子ですが、正直お姉さんの寿役の子の方が、井上真央に似てませんでした? 一度、あれっこれ真央がやってんじゃないの?と思ったシーンもありましたし。井上真央の子役なら、もうちょい目がでかくないとねぇ。耳が聞こえない弟の世話をしている文は可愛かったですけどね。でも、禁書を持っていることがばれ、その後川原で小田村伊之助と会った時、いきなり、あれは孟子ですかね?の文章をそらんじてましたが、いくらなんでもいきなりすぎだろうw あれじゃ小田村に変な子だと思われても仕方ないですねw ちなみに小田村は後に文と結婚しますが、現時点では役者同士が親子以上に年が離れているので、なんかもう、気持ち悪いだけですねw 早く真央になってほしいわ。次回からなるんだろうけど。もう1つちなみに、ドラマの始まりの1850年の時点で、文は7歳、小田村は21歳、寅次郎は20歳ですね。文はデカすぎるし、小田村と寅次郎はかなり無理がありますなぁw 伊勢谷は38歳、大沢にいたっては46歳ですからなぁ…。大沢は特に、年より若く見えますけど、顔の皺やたるみをくっきり映し出してしまう今時のテレビには、罪がありますね…。
ストーリーに関しての感想はあまりないですね。まぁこんなとこかな、という感じ。寅次郎の幼少時、文字が本から浮き出てきて彼を追い詰めようとしたシーンはちょっと面白かったですけどね。あれで彼は天才として覚醒したわけですね。かなり出来のよかった子だったようですから。やっぱり歴史に名を残す人は、頭がいいんですねぇ。
あと、叔父さん怖かったですねw 蚊が止まった頬を掻いただけで殴られるとか、今だったら完全に虐待ですよw ちなみに、松下村塾はこの時点ですでに開塾しており、創設者は文之進で、場所も文之進の自宅だったとか。ここで文之進は寅次郎をしごいていたわけですね。1850年には別の親戚が継いでいたようですが、あまりよくわからないのが、文之進の自宅がどこだったのかということ。wikipediaには、「松下村塾は(中略)当初からあった八畳の一室と、後に杉家の母屋を増築した十畳半の部分からなっている。1842年(天保13年)に松陰の叔父、玉木文之進が自宅で私塾を開き、松下村塾と名付けた。」とあります。てことはやっぱり文之進は杉家に住んでたのか。文之進は玉木家に養子に行き、家督を継いでいたらしいですが、彼が杉家に住んでいたとしたら、その理由がちょっと気になりますよね。寅次郎と同じような理由なのでしょうかねぇ。