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シン・ドラマ汁


ドラマ【花燃ゆ】

花燃ゆ
NHK 日曜夜8時~
【あらすじ】江戸で遊学する寅次郎はその頭角を現し、俊才との評判が日に日に高まり、著名な兵学家・佐久間象山への弟子入りも許された。寅次郎は更に見聞を広めるため、熊本藩士の宮部鼎蔵と東北旅行を計画する。そんな頃、の姉・寿に縁談が持ち上がる。相手は大組・内藤家の長男で、両親は初めあまりの家格差に断ろうとするが、名高い寅次郎の妹に是非嫁に来てもらいたいという先方と、玉の輿に乗りたいという寿の熱意に負けて承諾。ところが婚礼の日になって、先方から突然縁談を破棄されてしまう。そこへ寅次郎が脱藩したという報せが入ってくる。

【感想】いや~、なんというか、いきなりスイーツ大河になってしまいましたねw 後半の、揺れ動く文の心と、その演出がなんかもう、見てて恥ずかしくなってきました。私の父なんか、そういうものにはまったく興味がないので、もう見るのをやめると言っていますw 私は一応子供の頃は人並みに少女漫画などを読んでおりましたから、そういうものに対する抵抗力はついておりますから、そこまでは思いませんでしたが、確かに高齢の男性が見るものではないなと思いますね。女性が主人公だからある程度は仕方ないですが、朝ドラでは許されるキラキラと切ないシーンも、大河では許されないこともあるんですねぇ。
ただ、恋愛ドラマとして見れば、淡い恋心を抱く年上の男性と、縁談が破棄になって抜け殻状態になった姉を引き合わせ、それがうまくいったのに悲しくなっちゃう乙女心が痛切に表現されており、最後あたりは井上の演技力もあって、見応えがあったとは思います。ですが、文が井上になったのに、まだ大沢との年齢差の違和感がハンパないw 20近く離れてますからねぇ…。それと、松陰が宮部鼎蔵と東北旅行をした1852年、文はまだ9歳くらいのはずw さすがにチビの井上も、もう28歳ですから、9歳を演じるには無理がありますねw 多分本物の文は、小田村など鼻にもかけてなかったと思いますよ。9歳から見れば23才なんて、立派なオジサンですからね。恐らくこの切ないエピソードは、今後文が小田村と再婚することになるための布石なんでしょうな。最初の結婚の悲しい結末を乗り越え、初恋の人と結ばれるという、甘いエピソードにしたかったんでしょう。
さて、脱藩してまで行った東北旅行、ドラマの後のミニコーナーでさらりと解説しただけで、実際のシーンはありませんでしたが、大河を毎回見ている方でしたら、「八重の桜」で覚えていると思いますが、この旅行で松陰は会津の日新館にも立ち寄りました。この時はまだ会津と長州は敵対関係ではありませんでしたが、まさか松陰も、今後長州と会津が血で血を洗うような仲になるとは思ってもみなかったと思うと、奇縁を感じますねぇ…。しかし、約束の日時に遅れるからといって、何も脱藩することはないだろうに…と思いますよね。旅行そのものは許可されていて、手形を待っているだけだったんですから。そのへんが、松陰の感覚が常人とはズレた、かなりとんがった性格であることを証明してますね。小田村が寅次郎という人物にかぶれた、と言っていましたが、長州自体が次第にこのとんがった人物にかぶれていき、本州の端っこの中規模な藩が原動力となり、日本全土を揺るがすような時代に突入していくのかと思うと、松陰の底知れぬパワーを垣間見れるような気がします。今の政治家にも、松陰を尊敬する人は多いですしね。まぁ、今の政府って結局名前は変われど、明治政府から連綿と続いているわけですし、現首相も長州出身ですからね。そう思うと、逆に萎えちゃうんですけどねw

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2015/01/16 17:53
内容はそんなに酷いとは思いません。
たたかれているのは、大河にふさわしいかどうかだと思いますね。
幕末に活躍した志士たちは、若い人が多かったので、
どうしても若い俳優たちがキャスティングされると、
イケメン揃いってことになっちゃいますね。
何故なら若い俳優でメジャーな人にはイケメンが多いから!
若くてブサイクな俳優って少ないから、柄本兄弟なんか重宝されてますよねw
性格俳優で人気が出てくるのは、どうしても中年になってからですからねぇ…
花神…親が見ていたので見た記憶はあるのですが、
子供の私には難しい話だったのでほとんど記憶にありません(;´Д`)
中村梅之助と浅丘ルリ子が出ていたのだけは覚えてますw
アバター
2015/01/14 21:19
なんか、最低の大河ドラマだと、叩かれてますね。
平清盛よりも、視聴率が凄いらしくて、そんなに、内容が酷いのかな。
役者さんは悪くないと思うけど。

スイーツ大河・・・うまい表現。
ついでに、イケメン揃いだそうで。
これから、どうなるのか、気になります。
テコ入れして、立て直すのでしょうか。

吉田松陰は「花神」のイメージが、私の中では強いですね。



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