「ガサ入れ!」家主24時、続編!
- カテゴリ:仕事
- 2015/01/16 10:47:51
ぎゃ~はっはっは♬♪
はなちゃん、上機嫌!
昨日の「ガサ入れ!家主24時」続編です。
まず鈴ちゃんの娘さんが、
仕事から帰っているかどうかも定かではありませんので、
留守の時のために、「書き置き」を持って行かねばなりません。
鈴ちゃんは、小さ~い字でメモ紙に、
「お仕事ご苦労様、電話をください」とかチマチマ書いていました。
バカめ、そんなんで効果あるかいっ!
A4のコピー用紙に極太マジックで
「連絡をください。すずきはなこ」 と殴り書き。
鈴ちゃんの娘さんにとっては、わたしは単なるお父さんの今の嫁ですが、
「弱小零細吹けば飛ぶよな将棋の駒・悪徳不動産株式会社」の代取はわたし、
つまり、お父さんさえ尻に敷くワンマン鬼社長がわたしなのです。
以前、鈴ちゃんは、
「お父さんといえども、会社でははなちゃんが上司」といってくれていました。
そこんとこは、メリハリをつけてくれていて、ありがとう。
よしっ!現場への乗り込むぞっ!
え~、それから2時間ですかね、
チンタラチンタラ渋滞や、検問を横目で見ながら都会へ着いたのは・・・。
娘のガサは、灯りが点いていて、どうやらホシは家にいるようです。
2階のベランダに洗濯ものが、干しっぱなしになっていました。
今日は1日雨だったはず、
あれは、昨日から干したままなのか、夜干しをするなと教えてないのか、
まあ、男物のパンツがないことをヨシとして、
玄関のチャイムを鳴らしましたが・・・。
ビー、ビー、ビー、・・・(出てきません)
ビー、ビー、ビー、ビー、
部屋の灯りは煌々と点いているのに、誰もいないようです。
ふと見ると、お風呂場の灯りが隣家に反射して、
奥で点いているのがわかりました。
でも、水音一ついたしません。
鈴ちゃんが、業を煮やしてケータイに電話しました。が。
でません。
「お父さんだ。電話に出なさい」
おお、いつになく重低音!迫力ある声ではありませんか!
留守番メッセージを入れて、またしばらく待ちながらも、
ビー、ビー、ビー、ビー、ビー、ビー、ビー、ビー、
玄関チャイムを鳴らし続けました。
もう、部屋の中の気配は凍り付いたように静かで、
人っ子ひとり居ないかのようです。
だけど、通勤に使っているだろうと思われる自転車はあるし、
やっぱりお風呂場の灯りは、燐家に反射して映っているし。
まあ、こりゃあ、声を殺して中で隠れているつもりなのか、
合鍵は持っていますが、
大家が合鍵を使うのは、緊急事態か非常事態ですからね、
「男を隠しているかもしれない」という父親の疑念では,開けられません。
結局、5分もおらず、現場を後にしました、
A4の殴り書き「連絡をください」を置いて。
車を動かして帰途について、すぐにメールが入りました。
「明日(今日)すぐに家賃をお支払いします。
借金も、今度給料が入ったら、必ずお返しします」と、
加えて丁寧な謝罪の言葉と。
お!よほど恐かったな~♪
当分、男は連れ込むまいよ、
いつ、親父が怒鳴り込んでくるか分からんもんな~♪
週明けに、入金が確認できんかったら、
今度は合鍵使って、男のパンツ探し出してやるさー!
鈴ちゃんは、ため息ばかりついてハンドルを握っていました。
まあ、よかったじゃん♪
嘘くさい言い訳聞いても腹が立つしさ、
泣き疲れても困るだけだから。
今日、入金してくれるって言うなら、
怒るのは、それが嘘だと分かった月曜日で間に合うからさ~♪
帰り道コンビニで、
スモークチーズと卵の燻製を買って、
助手席でモチモチ食べていましたが、
チューハイ買わなかったのは、運転手に対する敬意からだぜ~!
おつかれさん!
誤魔化せたと思っているとしたら、甘い!
「連絡をください」の書き置きだけで、
そのような内容のメールを送ってくるとは!
根はマトモのようですね?
どうやら、「甘えて誤魔化せるのも、ここまで!」と理解してくれたようで?
願わくば入金があることを祈ってます!
それがオトナで、賃貸してて、社会人の義務(でいいのかな?)ですもの。
しかし洗濯物は昼間の内に(会社勤めなら家干しに)取り込みましょうよ~
湿気ったら何にもなりませんよう~(泣)
see you next mondayですよね。
ひーさん、続々編があるとしたら、
週明けにまだ入金なし!という状況ですよ~、
勘弁ー!
あ~早く 「ガサ入れ!」家主24時 の続々編が読みたいです♪
そこんとこは、掴んでいるんですけどね。
まあ、わたしは、娘さんができちゃった婚でもなんでも、
鈴ちゃんに孫をだかせてくれるのなら、なんでもいいんですがね。
どうもね、
何をまず第一に考えなきゃいけないかという点が、わかってないですな。
親子と言えど、身内と言えど、信用が第一です。
その信用を構築するのが、「約束は守る」「嘘はつかない」・・・ですから。
約束は守らんわ、嘘はつくわで、どうして信用なんてできるでしょうか。
それは、身内でも同じです。
男のパンツどころか、実物を隠してるかも・・・
居留守はいかん。
遠路はるばるやってきた、わたしと鈴ちゃんのことを考えれば、
顔を見て、ひとこと言えよ!と思いました。
まあ、怒鳴りつけるのは、最後の手段ですから、
いざという時のために、とっておきます。
合鍵を使う事態にならないように祈ってます。
でも、恐ろしかったにしても居留守を使うということは、何か後ろめたい事があるような気がして心配です。
男のパンツがあるのか、他に借金があるとか…