Nicotto Town



洋楽をバックに我が髪は切られる。


ようやく髪を切りました。
近年はカットだけお安くやってくださる美容院さんばかりに通ってます。
ここで流れてるBGMは70~80年代の洋楽オンリーなのも理由の一つ。

理髪店に通ったのは子供のころだけ、
10代半ばから美容院に行くようになったが、
当時は落ち着いた女性向けインストばかり流してた気がする。

『キャン・ザ・キャン』『ワイルドで行こう』『ラヴィン・ユー・ベイビー』
『呪われた夜』『ジャンプ』『ロザーナ』……懐かしのロック大全集。
これらをバックに、年配のご婦人方の髪にヘアダイ、カーラーが巻かれ……シュール。

でも世代的にはオカシクないわけだよな。
日本のポップスだと歌う客も出てくるかもしれんから避けてるのかな。
しかし不思議だ、聴くべきではなかった不良の音楽が美容院で流れるのは。

バンドマンとしては昔の曲の秀逸さを振り返る良い機会にもなる。
キッスの『ラヴィン・ユー・ベイビー』なんかメチャクチャ素晴らしいアレンジ。
拍のアタマだけ歪ませたサイドで白玉流し、ベースは16のシーケンス。クールだ。

髪を切られながらつい足でリズムを取り、両手が動いてしまう。
お、このソロは全部覚えてるぞ、この音からだったよな……と思うと
「お疲れ様でしたー」の声がかかる。惜しい、もう少し切ってくれ。このソロ終わるまで。




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