Nicotto Town


みっちょん恋愛の詩


交差点


今日も待ち合わせの交差点
あなたの来るのをじっと待つ
でも待ち合わせなんかじゃない
そこには知らない人々が
足早に通り過ぎて行く


一人たたずむ私を無視するように
時計の針はまわっていく
砂時計の砂が落ちるように
私の心もさらさらと落ちる
小さな穴に押し込まれるように


信号が点滅する頃
走って来るあなたが見える
「ごめん、まった?」と言うあなたの顔が
赤い頬をしていて
私に映って見えた


もう会えない
そんな小さな事が悲しくて
だって好きだった
もしかしたら愛していた
だから小さなことなんかじゃない


あなたが来ない
あなたが来ない
いくらくじを引いてみても
真っ白な紙ばかり
もう忘れてしまったんだろう


一人でいるのが辛すぎた
そんな時に出会ったあなただった
でもまた一人ぼっち
一体何が悪かったのか
運命ってこういうものなの


まだ
交差点は渡れない
じっとあなたを待つ私を
やがて夜闇が包んでも
心までは消していかない

アバター
2015/01/23 20:11
書き込み出来なかったのでこちらに。
訪問ありがとう。お返しのステプでございます。
アバター
2015/01/21 12:08
何があったの?!(゜ロ゜)



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