偽りのバージンロード~4~
- カテゴリ:小説/詩
- 2015/01/30 09:43:23
「招待状は何枚?」
「席順を決めなくちゃ」
「スピーチは何人?」
「引き出物は何にしよう」
「BGMは私が決めるわ」
一つ一つ決めて
今日という日がやってきた
白無垢姿の私に
あなたは何と思っただろう
神に祈りをささげる日
祝いの宴が始まる
薬指にははめたばかりのリング
石がそっと輝いて
二人の笑顔を映している
晴れやかな門出が待っている
丸い白薔薇のブーケ
その色に染まっていく私達の心
これから一緒に色づいていく
あなたと私の時間の中で
そう そんな日が待っている
心からの笑顔
確かに心からの
見間違えるはずはない
だってあなたが横にいるんだもの
永遠を誓ったんだもの
あなたは今 なにを考えているの
これからの初めての日々のこと
まだあなたの心は見透かせないけど
段々に分かり合えていくわ
だって一緒に暮らしていくんだもの
でも知っている
彼女のことは
どこで踏ん切りをつけたかということも
側にいた私に決めたことも
それは私に影を落とす
これでいいんだわ
そう思いこませようとするのは
何の力が働いているのだろう
もう引き返せない道だけど
これでいいんだわ きっと
笑顔に包まれて
一歩を踏み出していくんだわ
何も恐れはしない
過去の事も 彼女の事も
この瞬間から二人のステージだから
コメントありがとうございます。
こんな恋愛もあるものです。恋を失った時に、側にいてくれて、自分を想っていてくれた人に
惹かれて行く…。
実例もあることです。
つけていくのだろうか。最初のレベルが低いだけ上をめざしやすいのかな?わからない。それで納得する女子がわからない。
マジ自分の人生を振り帰り…「結婚」…時が経つのは早いです〜
お見合い結婚の自分ですが、もうすぐ60歳になろうとしていますが…
まだ働かなくては年金がもらえません…
もう働くのをやめてノンビリの生活はまだ来ないのでしようか?