ドラマ【ＤＯＣＴＯＲＳ３】
- カテゴリ：テレビ
- 2015/01/30 17:08:57
ＤＯＣＴＯＲＳ ３
テレビ朝日 木曜夜９時～
【あらすじ】バカンスから帰ってきたたまきは、堂上総合病院の惨状に驚き、早速患者を呼び戻すべくイメージ回復に努めようとする。そんな時、森山がネットの動画サイトに、腹腔鏡手術の器具を用い、小さな折り紙を折る動画をアップする。それを知ったたまきは、こんな時にと森山を叱るが、彼は動画で世界中の患者を呼び寄せることができると、鼻息を荒げるばかり。そんな森山に幻滅した森山派の医師たちは、彼と距離を置こうとする。一方、堂上病院に潰瘍性大腸炎を発症した高校生・幹生が入院してくる。症状が重く、相良は手術をした方がいいと判断する。
【感想】腹腔鏡手術の器具で折り紙ｗｗ いや、いいと思いますけどね。素人に対するインパクトは抜群ですし。ただ、ちょっと本人のテンションが高すぎるかな～ｗ こんなハイテンションな医師に手術してもらいたくないですよねｗ しかし、シーズン１では単なるいやみな医者で、相良の目の上のたんこぶというか、ライバル的な存在だった森山ですが、シーズンを重ねるごとに、愛らしくなってくるのは何故だろうｗ
このドラマの主人公って、もう森山でいいような気がしますｗ プライドが異様に高く、我侭で常識外れで、常に自分の本心を外に表さない相良と対極の存在ですよね。でもそれだけに何を考えているかすぐ手に取るようにわかるし、元は実に単純な人間なんでしょうな。それが裕福な家庭に生まれ、頭もそこそこよかったため、こんなどうしようもない人間に育ってしまった。でも元々が単純なので、相良にとってはとても御しやすい人間なんでしょうな。プライドとか、金銭欲とか、そういうのを取り除いてやると、根っこには正義のヒーローに憧れる子供のような人格が眠ってるわけです。だから今回の手術でも、最後は患者の命を優先したというわけですな。まぁ医者なら当たり前なわけですけど！
病院の患者が激減し、それへの対応として腹腔鏡手術をアピールしましたが、森山にとって一番回復したかったのは、森山派の医師たちとの仲だったんですね…。彼にとって森山派の医師たちは、友達のような存在だったんですねぇ。他に友達いなさそうですしね。腹腔鏡手術に成功し、患者を呼び戻すことによって病院を立て直せば、森山派の医師たちが堂上病院に残ってくれるだろうと思ったんでしょうね。しかし、彼の意に反し、人命を優先して開腹手術に切り替えたことで、逆に森山派の医師たちを呼び戻すことになりました。へんな話ですよねｗ 元々森山派ってくらいですから、彼らも森山に対し何らかの愛情を抱いていたのでしょう。本心では堂上病院を離れたくなかったんでしょうね。まぁ、わかりますよ。長年つきあえば、彼の愛らしさみたいなものが伝わってきますからねｗ でも正直なところを言わせてもらえれば、ちょっと気持ち悪いｗｗ 三十路四十路のおっさんたちですからねぇ。あまり見ていて気持ちいいものではありませんｗ ま、でも面白くはありますよね。こんな医者たち、絶対いないだろうなと思いつつ、笑いながら見てました。
