邦題：ブラッディ・バレンタイン［完全版］
原題：MY BLOODY VALENTINE
ジャンル：スプラッター
映像時間：１０１分
制作国：アメリカ、カナダ
制作年：２００９年
制作費：１５００万ドル（約１８億円）
言語：英語
字幕：日本語
吹替：日本語
発売元：ジェネオン・エンターテイメント
http://db2.nbcuni.co.jp/contents/hp0002/list.php?CNo=2&AgentProCon=6216


ヤツフサ度
脚　本：　★　★　☆
俳　優：　★　★　☆
演　出：　★　★　☆
音　楽：　★　★　☆
覇　気：　★　★　☆
結　末：　★　☆　☆
お馬鹿：　★　☆　☆
お色気：　★　★　★Σ★
にほし：　☆　☆　☆



バレンタインとかメチャクチャになってしまえ！　ヽ(`Д´)ﾉ

そんなヤツフサが望んだはずのＤＶＤを今回はご紹介です。


少し前に話題になっていた１９８１年カナダ制作のホラー映画「血のバレンタイン」の

リメイク作品です。　日本での劇場公開は、２００９年２月１４日に３Ｄ版のみの公開

でした。　アメリカではＲ－１５指定（暴力的過ぎるので１５未満閲覧禁止）ですが、

日本での劇場公開時はやばいシーンはカット。　ＤＶＤでのみノーカットで見られる

様になっています。

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でさ、問題はこれ買わないと気がつかないのですけど、１８禁です。　Σ(ﾟДﾟ)

でもアダルト指定作品ではないのでアマゾンでも普通に子供が買えるようになってます。

気が付かずに買って、母親と一緒に見るといきなりモザイクなしの素っ裸のお姉ちゃん

が出て来て、もの凄く茫然とする可能性があります。

どうしてそう思うかと言うと、ヤツフサがそうだったからです。　('A`)

慌ててパッケージを調べると、パッケージ裏に小さく、しかも黒地に赤文字と言うとても

読みづらい文字で　“１８歳未満の方への販売を禁止します”　と書かれています。

もっとデカく書けよ　ヽ(`Д´)ﾉ＜アマゾンイイカゲンにしろ！



物語はいきなり新聞の見出しのアップで　“ＢＵＲＩＤＥ　ＡＬＩＶＥ”（生き埋め）

から始まります。　ハニガー炭鉱の第５トンネルで崩落事故があり、６人が生き埋めに

なったと言う報道が流れ続け、事故がバレンタインの日に起こった悲劇として伝えられ

ていく。　そんな中、社長の息子が地下道のガスを抜き忘れたことから爆発事故が

起こったと言う噂が立つ。

６日間地下に閉じ込められていた工夫達の生存は絶望視されたが、７日目に奇跡的に

１名の命が助かった。　しかし５人の遺体はつるはしで殺害されており、生き残った

ハリー・ボーデンが、自分の酸素を確保するために殺した事がわかった。

彼は救出されたとき「復讐してやる！」と叫んで暴力的だったが、その後意識を失い

こん睡状態に陥ったのだった。

その後社長の息子トムは証拠不十分と言う事も合って釈放され、彼女も出来たのだが、

血のバレンタインから１年が過ぎ、復讐を誓ったハリー・ボーデンが昏睡から覚めて

病院中の人を全て皆殺しにして行方をくらませた。

そのとき、事故を起こした社長の息子トムは、なんと彼女と彼女の友達達とバレンタ

インの肝試しをして居た。　しかも場所はトムが事故を起こした第５トンネル。

トムはそこが怖かったが、仲間に馬鹿にされるのがいやで付いてきていたのが裏目に、

そう、トムりせいで炭鉱の爆発事故を目の前でみて地獄を味わった事から復讐を誓って

いたハリーが炭鉱の中で待ち伏せして居たのだ。

肝試しに入っていった若者を次々と殺し、やっと社長の息子を追い詰めるハリー。

しかし、助けを呼びに言った彼女の友達の通報で駆けつけた保安官によって銃で撃たれ

トムは間一髪で命が助かったのだが、２２人の若者が殺され、ハリーは炭鉱の奥に逃げ

られてしまっていた。


とチョット長いけどここまでが前置き。


本編はなんとこの１０年後と言う設定で、社長の息子トムは行方不明、トムの男友達の

アクセルは当時付き合ってたアイリーンと別れ、トムの彼女だったサラと結婚し、町の

保安官になっていたと言う設定。

そして行方不明だったトムが親父さんが死んだ事で遺産相続のために町に戻ってきた事で

事件が幕を開ける。

トラウマの残っている炭鉱をトムは売りとばそうとするのだが、炭鉱は町で唯一の仕事。

トムが炭鉱を売ったら仕事がなくなってしまうと言う事もあって、トムを恨んでいる奴

は１人や２人ではなかったのだ。

そこへ１０年前に撃たれて炭鉱の奥に消えたはずの殺人鬼ハリーが現れ、トムに再び

復習をしようと殺人を始めるのだ。

ハリーは本当に１０年前のハリーなのか？　それともトムを狙う他の奴なのか？


・・・
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・

はい、最初に書きましたが、これはスプラッターです。

ホラー映画の中でも、血が噴出し、肉が飛び散る感じの強い映画です。

１３日の金曜日とかそう言うのを見た事があればわかりますが、スプラッターの基本は

エロ。グロなんですよね。　肉が飛び散った感じを出すのに、ぶ厚い服を着ていたら、

心臓が飛び出したりしてもわかんないといけないので、裸の人が殺されやすい。

風呂とかラブホとかそう言う場所の他、森の中だろうが車の中だろうが服を脱いでる時

に狙われるのです。　そう。　つまりＨな事してる時に襲われる。

ただのホラーだと思って家で家族で見たり、嫁さんと一緒にみたりすると、殺人の前に

あるエロシーンで気まずくなっても知りません。

と言うか、販売するところにちゃんと書いといてくれよ　(´；ω；`)


そりゃもう直球ですよ。

トムが町に帰ってくるなり、泊まる所はモーテルだし、隣の部屋の２人が最初の餌食

なんですが、お姉ちゃんは素っ裸で外に逃げて行くわ、モーテルの支配人は女性だわ、

なんだろう、オチが見えるでしょう？


全体的にストレート過ぎるエロ（モザイクなし）でビビッて居ると、最後まで犯人が

わからないと言うか、どんでん返しのストーリーがあるとは思えないアレな話ですけど、

画像は別として推理物としてみれば面白いかも知れません。

ただこれどうしても引っかかるのが・・・


これってバレンタインじゃなくてもいいだろ！
エロの為の前置きなのかよヽ(`Д´)ﾉ


ヤツフサが望んでいたバレンタインを恨んでリア充を爆発させている殺人鬼と言う感じは

まったくありませんでした。



この映画の見所は、元保安官が使う射撃競技用ライフル、ベレッタ６８２（希望小売価格

６８万８千円）がアップになる所です　ヽ(ﾟωﾟ=)＜監督が銃のマニアとしか思えない



間違って読んでしまった方は面白くなくても“いいね♪”を押して下さると、ヤツフサの

心の凹みが本当に少なくてすみますので、宜しくお願いいたします。　('A`)