幻想世界の住人たち・狐
- カテゴリ:ペット/動物
- 2015/02/02 00:20:19
今までコアリクイ、フクロウと現実の動物の話をしてきましたが、
よく考えれば現実の動物に限らず色々な動物の話も面白いと思い、
今回は「狐」に関して書きたいと思います(・ω・)ノシ
当然、狐とは言っても伝説や説話の中の妖力を持った狐です~
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最初は、玉藻御前という狐、
彼女は平安末期の鳥羽上皇の時代に、いつの間にか宮仕えしており、
その美貌と知性、話の巧さなどで上皇の側室に上りつめます。
(当時は院政で、上皇や法皇が最も権力を持ってました)
しかし時の陰陽博士・安倍泰成が玉藻御前が妖狐だと見破り、
御前は九尾の狐になって今の那須高原まで逃げて行きます。
その後、大勢の将軍と8万の兵士を派遣し九尾の狐を退治しますが、
それでも狐は毒気を放つ石「殺生石」となって、
高名な僧が石を砕くまで、近づいた人間の命を奪ったそうです・・・・((((;・ω・))))ガクガクブルブル
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もう一つはうって変わって明るい、落語の「王子の狐」
これは今の東京の王子、王子稲荷で女性に化けてる狐をたまたま見かけた男が、
逆に狐を化かしてやろうと企んだお話です。
男は口車で王子の高級料亭「扇屋」に行って、二人で散々飲み食いした後、
狐を置いて「勘定は上の女が払うから」と帰ってしまうのですね。
で、後に男は「狐に悪い事をした」と思い、お詫びにおはぎを王子稲荷にお供えするのですが・・・・
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と、怖い話から滑稽話まで色々有りますが、
こういう化ける狐は一度お目にかかりたいものですね~(*´∀`*)ノシ
こちらこそどうもです!サークルではお世話になっております。
狸と狐の差は・・・・やはりフォルムからのイメージでしょうか?w
狐はシャープで、狸は信楽焼きの可愛いイメージが、
どちらも昔の村や町では結構身近な動物だったのでしょうねー
狸も化けるけど笑い話が多い気がします
狐は賢い、狸はお茶目…
この差は何でしょうね(';')?
ほんとにありがたい限りです><
雨が多くて湿気てるので余計寒く感じます((+_+))
でも現地の方たちは半袖で歩いてるひともちらほら笑
衝撃的です
私はカイロで乗り切ります!
そういえば狐憑きも昔からよく言われてますね、
狐の伝承は平安末から鎌倉時代初期くらいに多く有りますから、
狐が身近な生活環境に加えて、霊的信仰があったのかもしれませんね。
宮沢賢治の「雪わたり」なんかも、化けないけど言葉を話す良い狐が出てきます。
>動画
ミナミコアリクイは立って大の字になるポーズが好きなのですが、
こういう可愛い動画もあるのですね~
でもアルマジロが迷惑そうな雰囲気出してますw
日本古来からの伝承にある野狐(ヤコ)・善狐(ゼンコ)と呼ばれるものだそうです。
霊感の強い人によると狐よりも少し小柄でイタチほどの大きさに見えるらしいですよ^^
化ける狐とはあまり関係ないですが、狐にまつわるいいお話っていっぱいありますよね。
ごん狐やチロヌップの狐とか好きです(´∀`*)どちらも悲しい話ですが・・・
ペット/動物カテゴリの過去ブログを拝見しました。コアリクイもお好きなのですね(^-^*)
うちの近くの水族館にもコアリクイがいて、時々カワイイ行動をとります↓
https://www.youtube.com/watch?v=ainlRUPc6c8
The FoxのPVは私も観てましたよ、曲のセンスも良かった印象です~
北欧には「ルナールの冒険」という、狐が主人公の古い長篇が有ったと思います。
あとグリムやアンデルセンにも登場してるのかな・・・・?
今度は世界の逸話も探してみますよ(・ω・)ノシ
やはり殺生石伝説に関しては、
”火山活動が活発だった時代に近づかないように”
みたいな教訓から出たのですかねー、今じゃいい温泉湧きますしw
今は狐はよっぽどの自然じゃないと見かけませんけど、
それこそ経済成長前は、町や村の近くで見かけるような、
人間の生活圏と重なってて身近に思えたのかもしれませんねー
Ylvis(イルヴィス) の The Fox(ザ・フォックス)
っていうの、一時期流行ってたのを思い出しましたっ^^
どこの国でもキツネって、
ちょっと不思議な存在なんですかねー??
お地蔵さんが並んでたり、おどろおどろしい風景だったけど
そこから遠くない足湯は気持ちよかったわ~(´ω`*)
それにしても、狐って、ほんとに化けるわけじゃないと思うのに
どうして化けるって言われるようになったんでしょね?