スピリチュアル・ウォーカー
- カテゴリ:小説/詩
- 2015/02/04 01:08:26
20年前に出版されたハンクさんの本ですけど、
当時ベストセラーでした。
大好きだった記憶をもとに今、再読しているのです。
4割くらい読み進めています。
だいぶ印象がかわってきました。
5000年後、未来のアメリカ(ハワイ~カリフォルニアあたり)の話です。
化石発掘を仕事としている先生が40歳を超えて突然
未来の人間の見ているものを見れるようになった体験談です。
20年前は不可思議な世界と物語が面白すぎてはまったのですが
今読み返すと科学者らしい目線からの説明文も結構な割合で記載されていることに気がつかされました。
内容もアウトライン以外はきれいに忘れているので
改めて楽しめます。
今の時代は後世、グレートエイジといわれ
科学技術は失われた世界になっているようです。
鉄すらも精製できない時代です。
今あるものが続いていかないと
考えると力が抜けてしまいますが
今はそうは考えていません。
3次元以外にも別世界がありますので
そちらで発展しているかもしれませんから。
今も、対立や争いの絶えないエゴの強い現在ですから
そうなんだと改めて感じるとともに
作者の考え(環境破壊温暖化から海水面上昇)を反映して
作者の見たい世界が(引き寄せの法則に従い)選択されている可能性もあります。
というのも宿命は変えられないのですが
運命はある程度選択できます。
なので運命を変えた結果、未来を変えることもできる部分があります。
続編が出ていないかアマゾンで検索したところ
去年くらいに2,3出版されていましたので
早速、注文しました。
今読むとわかることや
こうじゃないかと考えられることがあるので
20年前とは違った見方に興味がでてきました。
面白いシーンでした。
((1987年のアメリカ人ハンク博士))は(5000年後のハワイ人ナイノア)が<鷲>に魂を乗せてシエラ・ネバダ山脈の東側を見ているところをあたかもナイノアになった目線で見る。というものです。ちなみにナイノアはハンク博士がみていることは気がつきません。
人口密度が低すぎていてびっくりです。