「いっしょにね」
- カテゴリ:小説/詩
- 2009/09/05 17:06:38
心を抱いて 向き合っていたのは玩具
わたしはわたしでいていいの?
問いかけることすらできずに ただ
わたしという殻の中で
ずっと ずうっとそうしてきた
むかしのままのママでいたら
むかしのままのパパでいたら
むかしのままのわたしは遠い霞のむこう
よみがえる むかしのわたしは辛い
いっしょにね いっしょにいるの
あのときも おんなじ屋根の下
玩具を抱いて ひたすらに
ずっと想ってきた 欠片を集めて
いまここにある 日々
あのときの延長に
パパもママも それはとても生きてきた
ながれる日々を ながれる月日 年月を
パパの傷 ママの傷
わたしは子どもという玩具だったのかな
パパママきいて ねぇきいて
いっしょに話そう 何気ないことをたくさん
わたしは玩具? 子どもという
ううんちがう 人間として生きていたい
ねぇパパママ いまからでも遅くはないよね
いまからでも 失くしたもの見つけていくの



























