Nicotto Town


テスト公開


ドイツ空軍、A400Mの運用試験を開始

ドイツ空軍第62空輸飛行隊(LTG 62)のA400M「54+01」は、同空軍初の運用試験飛行として、2015年2月4日、ドイツ・ヴンストルフ基地とラムシュタイン基地を往復しました。

往路は高度約7,000メートルを時速約720キロで巡航し、45分で到着しました。復路は夜間飛行となり、多くのモニターやデジタル・ディスプレイの未来的なコクピットを体験しました。

報告が行われるまでは評価や飛行の詳細は明らかにされませんが、LTG 62飛行隊長のChristian Schott中佐は、サムアップし笑顔を見せ満足な飛行だったことをうかがわせました。

http://flyteam.jp/airline/german-air-force/news/article/46311


エアバス A400M (Airbus A400M) は、ヨーロッパの航空機メーカーであるエアバス社の子会社、エアバス・ミリタリー社が開発している軍用輸送機である。愛称はアトラスで、左右のプロペラの回転方向を逆にしているのが特徴です。

西側欧州各国で使用していたロッキードC-130や、トランザールC-160といった輸送機の後継機種がやがて必要になると考えられた1983年に各社間で覚書が交わされて、具体的な共同検討作業が開始されたのですが、各社・各国の思惑の違いにより本格的な設立は遅延、参加国も増え8カ国8社体制に拡大していきました。
しかし冷戦終結で新秩序への対応と国際貢献などの活動に寄与することが目的となり、欧州域内の輸送能力では平和維持活動や人道援助には不足であり、長大な航続距離と大搭載量を求められ、結果 最大積載量は37トン、積載20トンでの航続距離を3450海里に設定し、機体規模はさらに一回り大型化。エンジンもターボファンより効率の良いターボプロップエンジン4発のプロペラ機に変更されたこから、2001年10月にイタリアが、2003年初頭にはポルトガルがプログラムから脱退し、引き渡しが2018年から2022年と遅く、コストがかかりすぎ性能も過剰である等の理由で、購入検討して居た国も基数を減らしての購入となっています。
 

#日記広場:ニュース




月別アーカイブ

2025

2023

2022

2021

2020

2019

2018

2017

2016

2015

2014

2013

2012

2011

2010


Copyright © 2025 SMILE-LAB Co., Ltd. All Rights Reserved.