たまには悪口を言ってみる
- カテゴリ:映画
- 2009/09/06 00:45:57
スマステで「何度でも見たいハリウッド恋愛映画ベスト20」ってやってましたけど。。。。
ん〜、これを書くと敵が増えそうな話ですけど。。。
二位のゴーストも、
三位のプリティ・ウーマンも、
僕はキライです。
プリティ・ウーマンはですね、ジュリア・ロバーツだからキライ、っていう言い方もできるかな。
いや、ジュリア・ロバーツがキライというんでもないけど、その、
娼婦が、臨時で雇われて、礼儀作法を仕込まれて、最後には本当のレディになるっていう話ですが、その人物像がね、好きになれないのです。
もし僕が脚本を書くのなら、最後まで、バカっぽい女の子でいいじゃないかと、思うのです。
礼儀作法も身に付かないし、考えるということが苦手な女の子だけど、どんな事に対しても、正直な女の子。
そういう女性を書きたい。
ドレスを着せてみたらキレイじゃないか、なんて僕はいやです。
ドレスを着せてみたら、やっぱり似合わないけど、普段着で大笑いしてる顔を見たら、なんだかとても可愛く見えちゃった。
そういう話のほうが好きです。
ゴーストはですね、何もかも、甘くて美味しいケーキにしようとする物語がキライです。
物語の本質には、復讐劇が含まれている。
犯罪者を倒す事が、映画としての筋書きであり見せ場になっている。
そして、復讐の最後は、主人公は手を下さず、
偶然であるか、
神の助けであるのか、
犯罪者が死ぬ。
これは、主人公が手を下してしまったら、天国へゆけないからですね。
だから、犯罪者は偶然という形で死ぬ。
物語は復讐劇なのに、全てをキレイごとにまとめあげてしまう映画。
そういう映画を、僕はきらう。
もし、この映画の主人公が、なにか思い切って、激しい復讐をして地獄に堕ちたら、ほとんどの観客はひどい映画だと思うのでしょうね。
非常に上品な手段で、犯罪が社会に露見するように、巧妙な作戦をもちいたり、最終的に、警察の手で犯人が逮捕されるような物語でも、観客はつまらない映画だと言うのでしょうね。
それに、観客というのは意外と残酷なもので、主人公は死んでいるのに、犯罪者達は、法律に則って、何年間かの刑期に服するというだけでは、満足しない。
犯人も死ねよ!
と、観客は感じるものなのだ。
そういうことで、
ゴーストという映画は、娯楽として美味しい所だけに終始する映画に仕上がっている。
僕だったら、主人公は、悩んで悩んで、復讐して、地獄に堕ちるような脚本にしますね。
どう考えても、ほとんど興行収入の上がらない映画になるでしょう。^^
なんて言うか、
娯楽、と言うのは、
一面として、身勝手で、わがままなものだと、
人間って言うのは、
わがままが通るのが嬉しいんだと、
そういうことなのかなぁ。
これはこれで、ハリウッドってなんだろうか、とか、アメリカ人は何を考えているんだろうか、などと思うのですが、物語として割り切りが良くて、アメリカらしいなと納得します。
娯楽が、子供っぽく、わがままが通ったほうが楽しいものだとして、それはそれで、良いとは思う。
そういう映画があったほうがいいとも思う。
でもなあ、ただ勝手放題するより、スポーツのように、ルールを守ったほうが、より面白い、少しわがままをガマンすれば、もっと楽しくなる。
そういうふうに、映画を作れないものかな。
スポーツのようにわかりやすいルールが無いから、その分難しいけれど、
作るほうも、見るほうも、もうちょっとなにかがあれば、もっと楽しくなるのにな。
人間らしくしちゃうと夢を見れないんですかね?
こうゆう映画を好きな方ってきれい事が好きですよね?
私がそう思っているだけかもなんですが、
私、あまり恋愛映画とか、100年先も君を愛してるって歌詞とか好きではなく・・・
どうも、そんな訳無いよ(-""-;)って心で思ってしまうもんで(^^ゞ
恋愛は人それぞれだから、映画とか私の恋愛を見て!って感じになるんですよねぇ。
映画は友情とか、成り上がり人生ものが好きだったり(恋愛映画以外はなんでも観る)・・・
恋愛映画で泣いた事がなく、友達にも恋愛映画だけは一緒に行きたくない!
と言われる私・・・(-""-;)
何を書きたいか分からなくなっちゃtった(^^ゞ
すいません。
普段の日常から離れて、セレブになりたいという「お姫様願望」と、
死んでも想っていてくれて、ピンチの時には助けてくれる「ヒロイン願望」。
・・・その上、助けてくれた後は後腐れなく去っていき、自分は次の恋に向かっていけるという・・。
ちなみに1位は何ですか?