どら焼きの似合うシチュエーションを考察す。
- カテゴリ:グルメ
- 2015/03/01 12:13:30
どら焼きと、文明堂の『三笠山』を全く違うものだと思い込んだまま
幼少期を過ごしておりましたが、今川焼への初遭遇から認識が修正された。
餡子の入ったタイプの甘味、いったいどれだけあるんだろ。
饅頭にきんつばに最中、おはぎだってたい焼きだって似たカテゴリー。
アンパンやチョココロネだって遠い親族に違いない。
餡子を生地で包めば似たもの同志、どれも良く食べます。
さて。三笠山の在庫が切れたので、市販のヤツを数種買ってきた。
それぞれ4つに切り分け家族で食べ比べ、評価して騒ぐ。
コンビニの高いのより、ヤマザキの安いヤツがなぜか気に入った。
周囲のシットリ度と餡子の粒加減のバランスはなかなか奥深いですね。
シットリが行きすぎるといけませんが、パサパサも味気ない。
粒餡の粒パーセンテージの理想はどの程度だろう。探求は尽きない。
今川焼やたい焼きは、屋外で食べる、というか食うほうがウマイ。
最中は座布団に正座して賞味すべきである。
究極のアンパンは部活終わりにロッカールームで齧るヤツだ。議論百出。
どら焼きの似合うシチュエーションが浮かばない。
齧るタイプだけど、どことなく漂う気品の残り香みたいな部分も重要。
縁側で近所の方としゃべりながら番茶でいただくべきか? うーむ悩む。
はいはい、作りたてのどら焼きというのは格別の風情があるようですね。
私には経験がないのですが、出来立てを買い求めてお孫さんに、なんて風情も似合いますね。
日によって粒餡のつぶし加減が異なるのも楽しそう。
そうそうそう、その佇まいで頂くのが似合うと思ったのですよ。
もんぺとか農作業とか庭のチャボがおこぼれを啄むとか高枝切りバサミとか。
室内の印象だと……なんか、お供え物のイメージですなー。
息子が小さい時におばあちゃんに呼ばれて部屋に行くとどら焼きをくれたそうな。
近所の和菓子屋のどら焼きは多少小ぶりではあるが皮に黒糖が入っている。
ちょっと色黒の皮は香ばしくつぶあんとも相性がよくて非常に美味^^
毎日店頭で職人さんが焼いているので運がよければ焼き立てが!
急いで家に持ち帰ってやはりおばあちゃんと食べたいおやつです^^
食べ比べは品数揃えるのもアレコレ意見を言い合うのも楽しそう♪
高額=美味かつ好みに合うとは限らないのも面白いですしね!
晴れた日の午後の縁側。
庭を眺めながら日向ぼっこ。
お盆には急須と湯呑と一つのどら焼き。
食べ終えるまでがお花を見るのに良い時間のような気がします。
ついでにおこぼしは鳥のおやつになりそうだもの(笑)