ホワイトデーによせて
- カテゴリ：小説/詩
- 2015/03/05 09:04:36
先月渡したチョコレートが
私にとっての本命だと
あなたは気づいたかしら
きっとわかってないんだわ
だってあなたはたくさんもらったんだもの
君からのチョコレートは
今も大切にとってある
そんな僕の心を
君は知っているだろうか
だってみんなに配っていたから
あなたのだけにカードを入れて
でも 皆に気づかれないように
そっと愛を込めたのに
勇気がなくて
何も言えなかった
皆にカードを入れたんだろう
僕が特別じゃなくて
その文字が心で踊っていても
僕の中でしかそれは
表しようがない
特別の日にあなたと
二人で過ごすことができたら
どんなにかいいだろう
そして告白ができたら
でも答えが怖い
あの日に僕は
告白すべきだったんだろうか
そうなのかもしれないけど
勇気が出なかった僕を
君は何と思ったろう
いつも笑顔でいるあなた
私なんか大勢の中で
存在は小さいんだわ
それが分かっているから
一人占めなんかできない
たくさんの女の子の中で
君は特別なんだ
それがもし伝えられたら
僕を特別に想ってくれただろうか
でも答えが怖かった
ひと月先のホワイトデー
二人はどうして過ごすのだろう
互いに今を怖がっているけれど
明日をつかみ取らなければ
永遠の愛は宙に浮いたまま
その日が来るのを互いに求めていると言うのに
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- 朝倉 あきお
- 2015/03/12 21:16
- 今日も綺麗だよ＾＾
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