栄枯盛衰
- カテゴリ:ニュース
- 2015/03/21 20:36:25
リンクはマクドナルドの記事です
http://www.msn.com/ja-jp/news/money/%e3%83%9e%e3%83%83%e3%82%af%e5%b4%a9%e5%a3%8a%e3%82%92%e6%8b%9b%e3%81%84%e3%81%9f%e3%80%81%e7%b5%84%e7%b9%94%e7%a0%b4%e5%a3%8a%e3%81%a8%e5%84%aa%e7%a7%80%e3%81%aa%e4%ba%ba%e6%9d%90%e3%81%ae%e6%94%be%e9%80%90-fc%e3%81%8b%e3%82%89%e5%8f%8d%e7%99%ba%e5%99%b4%e5%87%ba%e3%81%a7%e9%9b%86%e5%9b%a3%e9%9b%a2%e5%8f%8d%e3%81%ae%e6%81%90%e3%82%8c%e3%82%82/ar-BBisMvT?ocid=LENDHP
この記事にも記載あるとおり
藤田氏体制の晩年は売り上げ低迷に苦しんでいたそうですね。
(「最終損益が赤字になるのは03年12月期以来、11年ぶりのことだ」のとこ)
1)それを原田体制で盛り上げてきたことで10年続けたこと。
2)そしてマクドナルドは日本だけではなく世界的に低迷している点。
以上2点から、アメリカナイズで統一した戦略は
いままで強かった一方で
流れがかわるととても脆いのも今回証明されました。
記事では働いている人のモチベーション低下や藤田時代の有能幹部の追い落としによる人材不足を指摘していますね。
確かにモチベーションの低下は問題ですね。
ただ、人材に関しては自分の前職でもそうですが
社内闘争はどこの会社でもあるのではないでしょうか。
あとは残った人たちの問題です。
実績数字をださないと
追い落としたほうも退社していかなければなりません。
あれだけ大きな会社なのですから
残った中での社内競争を勝ち進んだ人たちで
盛り返せるでしょうか。
それとも過去の成功体験が邪魔して
(過去実績のある上席者が下位席の新規案件を潰してしまう)
(いままで見たこともないor形になっていない新規案件を上席者や他人に伝達しきれないので理解を得られにくい)
(アイディアを形にできるまではものすごいエネルギーを必要とするし、成功するためのピースが足りずに頓挫することが多い)
ちぐはぐになってしまうか注目したいです。
カリスマによって成功した企業がカリスマなきあと
どう維持していけるのか興味があります。
会社の方針を決めることの難しさは
やったことのない人にはうかがい知れません。
誰もが成功にあこがれるけど、
それ以上に失敗のほうがはるかに多いのですから。
その成功さえ
時流から外れるととたんに崩れてしまう脆い一時(期間限定)のものです。
シャープの液晶
任天堂
ソニー
日本経済を牽引してきた企業群
内部留保はたくさんあるかもしれませんが
いつまでも続くものでもないでしょう。
単純な人員整理による目先の益出しでお茶を濁さず
どのように再生していくのか興味は尽きません。
まさに生き残るため、企画アイディアの時代です。
マックは正直、トータル10回利用したくらいなので
(しかも付き合いで)
あんたが言うなって感じですけど
前々職でマックのオーナーにはとてもお世話になり
経費管理に関して、ガス管の太さひとつとっても厳格に管理していると
自慢されていたのをちょっと思い出したので。