アフロサッカー
- カテゴリ:映画
- 2015/03/29 19:21:44
邦題:アフロサッカー
原題:ซาไกยูไนเต็ด
英題:SAGAI UNITED
ジャンル:コメディー
映像時間:103分
制作国:タイ
制作年:2004年
言語:タイ語
字幕:日本語
吹替:日本語
発売元:アートポート
http://artport.co.jp/library/in_theatical/afro_soccer.html
脚本: ★ ★ ☆
俳優: ★ ☆ ☆
演出: ★ ★ ☆
音楽: ★ ★ ☆
覇気: ★ ★ ☆
結末: ★ ★ ★
お馬鹿:★ ★ ★
お色気:★ ☆ ☆
国王様:★ ★ ★ (-人-)
タイの映画でアフロでサッカー!
B級映画はこれでなくっちゃ!
皆様お待ちかね、ヤツフサB級映画鑑賞会にようこそ。
Bとは2流のBであり、バカのBであり、そして爆発のBでもある。
そんな2流バカ爆弾映画をヤツフサが見て、普通の人ならつまらないの一言で終わって
しまう映画のー中から、「ああこう言う見方をすれば楽しいのかもね」と言うゴミの中
から少しでも面白いものを拾い出そうと言う企画。
今日ご紹介の映画はタイの映画 「アフロサッカー」です。
タイのジャングルの奥地に住むサガイ族・・・
肌は浅黒く髪はちぢれ裸足で暮らし、吹き矢を使った狩猟で生計を立てている。
と言う設定だけど、多分SAGAIのモデルになってるのはSAKAI族と言う民族。
サカイはマレー語で奴隷を意味するらしい。
そんな貧しく学校にも行ってないサガイ族は、普段山の中で移動しながら吹き矢を使った
狩猟生活をして居た。 時々里に下りてきて、バツグンの身体能力を生かしたサッカーで
遊んだりして、勝負で勝ったら食べ物等をもらったりもしていた。
たまたまそこに借金を抱え、ヤクザに追われていた 元・サッカー審判のパォトゥーが
通り掛る。 ジャングルのふもとにある小さな田舎の村で、サガイ族が地元のサッカー
チームと試合をして居たのだ。
瞬発力も運動力もいいのに、作戦がまるでないサガイにくらべ、田舎とは言えちゃんと
したサッカーチームがあいてなので、サガイはいいところまで行くが自爆点を出すなど
連係プレイがまるで駄目。 ワキでやってるトトカルチョも、サガイは万馬券扱いだ。
パォトゥーは元サッカーの審判をしていろんな選手を見てきたカンで、サガイは勝てる
と言うか、戦略がちゃんと出来る監督がいれば、全国大会も夢じゃないと思い、トトカル
チョでサガイにかける。
サガイはサッカーで勝つと直に山の中へと去って言ってしまい、パォトゥーは見失って
しまうのだが・・・
しかしパォトゥーは、ある事を思いつく。 サガイ族と交渉し、自分でチームを作り、
タイのサッカー大会で優勝して、自分のチームにトトカルチョで賭けをして賞金で
借金を返すことだった。
山に迷い込みサガイを探すこと1週間、パォトゥーは動物と間違われ吹き矢で倒され
ようやくサガイ族に会えるものの、見つけたサガイ族はとんでもないピンチに陥って
いたのだ。 それは伝染病。 ジャングルの中で病院どころかまともな布団すらない
葉っぱで作ったテントで暮らしているサガイ族は、謎の伝染病に感染して居た。
祈祷師も今まで見た事が無い病気なので、まじないの効果も出無いと言う。
途方にくれる村長が木々の間から空を見上げると、1枚の紙が風に乗って飛んできた。
字が読めないサガイ族だが、見た事のある文様がある。
紙を丸めて袋に入れてお守りにして首から提げていた、その紙に書かれたマーク。
そう、タイの国王様の王家の紋章だったのだ!
サガイ族は昔にも同じ様な伝染病で死にかかったことがあり、その時王家の紋章を付け
た服を着た人がいっぱいやってきて、病気から救ってくれた事があるのだ。
どうして助けてくれるのかわからないが、その人達に助けられている人は他にも沢山
いて、そしてテントの隅にある「ラマ9世国王様」の写真に手を合わせて拝んでいた。
そして「この薬を飲みなさい」と渡された袋には、王家の紋章が印刷されていたのだ。
※タイの王立疾病予防センターの人ですが、サガイの人は知らないと言う設定。
以来苦しい時にはタイの王様を神様として崇めていたのだが、なんと言う事だろう!
また病気が蔓延した時に、空から国王様の紋章が降ってきたではないか!
※単にタイ国王杯サッカー大会のお知らせのビラで全国に撒かれている途中だった
村で目を覚ました借金だらけのパォトゥーから、サッカーで優勝すると国王様の紋章の
入ったトロフィーが頂けると聞いたサガイ族は、トロフィーを拝めば病気が治ると言った
呪術師の言葉を信じて都会に出るのだった!
しかし都会には、見た事も無い美味しい食べ物や、綺麗な女性、そして麻薬があり、
サガイはどんどん堕落していってしまうのだった。
いったいサガイはどうなるのか!?
感動のシナリオのようにも思えるのですが、いちいちオチが付くのがタイ風です。
と言うか、サガイ族はサッカーで優勝しなくても、タイの疾病予防局とか、タイ式医療・
代替医療開発局とか、医療科学局等の保健所に行けば、少数民族の救済で現地まで医者が
飛んでいったのでしょうけど、そう言う事まったく知らないと言う設定のうえ、監督は
彼らを利用して博打で一儲けしようと企んでいると言うどうにもならない話w
しかもラストはちょっとネタバレですけど、トロフィーを木にぶら下げて何日も拝んで
いたけど、何も起こらず村人がガッカリし始めたころに、サガイの若者が「僕はそれでも
信じます!」と優勝トロフィーを拝むと、太陽光がいい感じに木々の間からさしこみ、
トロフィーが太陽の光でキラキラ光ると、山の向こうでこの辺りで流行っている伝染病
治療チームがちょうどサガイ族を探して迷っていた所にもキラキラと光が反射して、
ジャングルでピカピカ光ってるのは、サガイ族のトロフィーだ!と駆けつけるという、
なんだかありがたいというのか、最初から街に出た時に教えておけよと言うか、
とにかく書く王様万歳な面白タイ映画でしたwww
ちなみに麻薬や女性の色香に負けて堕落した選手も「タイの国王様がみたら泣くぞ!」
と言う一言で更正してしまうと言う、スペシャルありがたいお話ですwww
間違って読んでしまった方は面白くなくても “いいね♪” を押して下さると
心の凹みが少なくてすみますのでお願いします。
最終的に国王様で解決! と言うなんとも楽しい映画でした。
でも途中書けませんでしたが、下ネタ満載ですw
タイのコメディーはこれ以外にもオカマネタとかあって
かなり面白いと思いますよwww
信じることは大事ですうんうん、って…
ジャンル:コメディー Σ(゚∀゚ノ)ノ