まさに超絶技巧!すごすぎて言葉がでない(>...
- カテゴリ:アート/デザイン
- 2015/04/09 22:46:52
山口県立美術館で開催中の特別展
「超絶技巧!明治工芸の粋」
を見に山口市まで。
さっそくお目当ての並河靖之の七宝を見る。
「ハンパねぇ・・・」
細か過ぎる宝石のような絵柄が飛び出してきそうで息を呑む美しさ。
他にも漆塗りや象牙細工、鉄でできた蛇や伊勢エビなどなど、変化に富んだ展示内容でしばらく眺めていたいものばかり。
海外の高級工芸品なら富や権力を誇示するような押し付けがましくケバケバしいものが少なくない中、今回の明治工芸展は身近なありふれた動植物をモチーフにしたものが多くて日本らしいなぁとしみじみ。
結局、輸出品としては工芸より工業を選んだ日本で超絶技巧は失われていくわけですが、工芸大国として発展していたら今頃はもっと自然豊かなスイスみたいな感じの国になっていたかもしれません。太平洋戦争もなかったかも?そんなことを思いながら帰路に着いたのでしたε-(´∀`; )