夕日の海岸線
- カテゴリ:小説/詩
- 2015/04/10 09:05:22
もう会えない
そんなことは分かっている
自分に言い聞かせてきた
それなのに
まだ手はあなたを追い求めている
暖かだったあなたの手
つないだそれには二人の想いが
流れているはずだったのに
どうしたんだろう
離れてしまった今は
お互いに気づいていた
長すぎた春の日々に
いつかひびが入ることを
でも信じていた
きっと晴れる日が来ることを
暮れて行く海岸線には
もう誰もいなくて
春はまだ遠いように
小寒い日が続いていて
足元の影さえ寒そうにしている
その影を踏みながら
はしゃいでいたあの頃に
戻れることができるなら
何でもしたかもしれない
でもそれも今は分からない
捕まえておきたかった
それがあなたには息苦しかったのだろう
だから飛び立つ日も言えなかった
「待って、ちょっと待って」
唇から離れなかったのに
陽が沈んで行く
私の心もまだ沈んでいて
でもいつかは忘れる日が来るだろう
もう一つの季節を迎えるように
あなたを越えて行くのだろう
コメント、ありがとうございます。
楽しかった思い出は日々と共に去って行って、今の楽しみに没頭するべきなんでしょうか。
いつまでも悲しんではいられませんね。
今の幸せをつかむべきなのかも。
不安の中にも希望がある事を願っています。
コメント、ありがとうございます。
重き足取り 希望に変わる いつの日か
朝日を浴びて 歩く道どり
今来た道 振り返りつつ 前向けば
一筋の明かり 我を包まん
こんな風でどうでしょうか。
楽しい頃の思い出も…俺はもう忘れてきています。
思い出せば…今でもよみがえりますが…出会いの頃の状況は…
でも…うんー
今の生活に、感謝して今後の生活の不安の方が強いかも?
力強く 一歩を出さん 背中への
夕日の温かみ いっぱい感じて
あなたへの 感謝の心は忘れない
あなたがいてくれたから 今の僕はある
西の空 夕日見るたび 力受く
あなたの笑顔と 幸せな生活