Nicotto Town


シン・ドラマ汁


ドラマ【天使と悪魔】

新番組 天使と悪魔-未解決事件匿名交渉課-
テレビ朝日 金曜夜11時15分~
#1
【あらすじ】イメージアップのため警視庁捜査一課に配属された女性刑事・蒔田ヒカリは、大した成果を上げられず未解決事件資料室に異動となる。同時に、つきあっていた男性が、実は妻帯者で別れを告げられる。それから1年、未解決事件のデータ入力をする日々を過ごしていたヒカリの元に、茶島龍之介という弁護士が現れる。茶島ヒカリは未解決事件の再捜査を担当することになったと言うのだ。茶島は早速ヒカリとともに、1年前に起きたキャバ嬢殺人事件の事件現場に向かう。そこは、ヒカリが捜査一課で最後に捜査に当たった現場だった。

【感想】実は初回、完璧に見逃していて、2回目があるお昼頃、新聞を見ていてタイトルに(新)が入ってないのに気づき、うわぁ見るのやめようかなぁと思い、公式サイトを見てみたところ、何と1週間無料配信が…! 昨年日テレが始めたこの方式、もう他の民放4局が取り入れてるんですね。これは嬉しい。時代は変わっていくもんだなぁ…。ジャニタレが出てるドラマは、相変わらず配信されないようですけどもw もうあそこの事務所、ほんっとに癌だよなw テレ東までやってるようですから、もう全国で堂々とテレ東系のドラマが見れますね。というわけで、あまり残された時間もなかったので、大半をスマホで見ました。
うん、まぁわりと普通です。渡部の渋さと剛力の可愛さを堪能するドラマですね。剛力、可愛いですよ? 絶対いいやつだと思うし、いつもがんばってる姿勢に好感が持てますよね。顔のクオリティが問われることもありますが、そりゃ美男美女揃いの芸能界だからであって、普通に同級生だったり職場にいたりしたら、モテると思いますけどね。一方の渡部は、クロコーチに出た頃から思ってたんですが、同年代の役者さんたちと比べて、ちょっと劣化が激しいような…。まぁ芸能界、若く見える人多いですから、彼の方が普通なのかもしれません。
さて内容ですが、ミステリーのプロットとしてはわりと面白かったと思います。中盤で簡単に犯人がわかったけど、実は真犯人がいたという、まぁよくあるパターンではありますが。ただ、普通のミステリーだと、真犯人がいるとわかった時点で、証拠探しやアリバイ崩しなどに主人公たちが奔走するものですが、このドラマは証拠がまったくなくても、司法取引で事件を解決し、主犯は捕まるけど共犯は無罪放免という、何かこう、スッキリしない解決の仕方ですよね。科捜研のマリコだったら絶対証拠見つけるよなw ただ、事件が1年前なので、証拠といってそう残ってないから仕方ないってことなのかなぁ。
ちなみに司法取引は、現段階では日本では導入されてないですが、実は2~3年以内に導入される予定だそうですよ。裁判員にしろ、司法取引にしろ、日本の司法事情ももいろいろと変化していきますね。



#2
【あらすじ】ヒカリ茶島は、3年前に起きた未解決事件を再調査することに。大葉総合病院の入院患者・堺洋二が腫瘍摘出手術を終えた日の夜、何者かによって病室で刺殺された事件だ。第一発見者である看護師・小久保郁子と入院患者・三井正志が院内で目撃したという、犯人らしき女性も結局は被害者とまったく接点がなく、本件は迷宮入りしてしまっていた。ヒカリ茶島は、関係者から話を聞くため大葉総合病院へ。すると、三井は当時、犯人らしき人物を実際に見たわけではなく、ただ郁子から聞いただけだったことが判明。しかも、肝心の郁子は1年前に病院を辞めており、現在は行方不明だという。

【感想】2話目はわりとストレートな内容でした。よくこういう医療ミスが動機の事件では、ミスをした医師がロクでもない性格だったりするんだけど、今回は患者のことを第一に考える真面目な医師ゆえ、つい事件を起こしてしまったというケースでした。しかも、親も真面目で、息子の将来と患者をてんびんにかけ、患者を選んでしまう始末。こう犯罪者が善人ばかりだと、後味悪いですね。しかも茶島が卑怯な手を使って落としてるしw 実際犯人の医師が犯した罪は、医療ミスと死体損壊だけなので、さほど重罪には問われないと思います。医療ミスで患者を死亡させた場合、業務上過失致死になるのかな。
さて、前回の感想に書き忘れていたのですが、ヒカリと茶島のバディは、バチスタシリーズの田口&白鳥にそっくりですよね。片方はバカがつくほど正直で、人を疑うということを知らない善人、もう片方は常に誰をも疑ってかかり、時には反応を見るためわざと攻撃的な発言をする、悪人とまではいかないものの、かなり食えない人物。茶島が「カマをかけた」と言っていた発言は、白鳥の「アクティブフェーズ」そのまんまですよね。この「アクティブフェーズ」という言葉は、バチスタシリーズの原作者・海堂尊の造語らしいですがw と、言うことはですよ、この2人は相性バッチリの名コンビになる可能性がありますよね。実はその片鱗がすでに初回で見えてまして、ヒカリが容疑者の妻に同情し、親身になって自分の失恋の話をしたせいで、妻を自白を引き出してします。これはヒカリの功績と言えるでしょう。2回目は…なんかあったかなw ちょっとよく覚えてないやw
しかし、こういった、見ている時はわりと楽しめるんだけど、後に何も残らないドラマって、ほんと感想書くの困りますねw 型にハマったミステリーとか、時代劇によくある現象なのですが…。だから最近時代劇を見ていても、感想書いてないんです。「かぶき者慶二」は裏の「英雄たちの選択」を見ているので見てないですが、実は「神谷玄次郎捕物控2」は見てるんですよね。でも何の感想も出てこないw ちょっとエロいシーンがあるので、家族で見てると目のやり場に困るくらいですかねw まったくこのドラマと関係ないことですけどねw あ、関係ないついでに、「英雄たちの選択」面白いです。回によっては下手なドラマよりずっと面白いですよ。NHKBSプレミアム木曜夜8時から、司会は歴史学者で「武士の家計簿」の原作者でもある磯田道史です。歴史好きな人はぜひ1度見てみてはいかがでしょうか。




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