うさぎのアルバイト。
- カテゴリ：アルバイト
- 2015/05/03 11:49:03
学生時代、油絵の具があんまり高いので、
時間効率を考えたアルバイトで、
バニーガールをやっていたことがあります。
そこは、関西でも屈指の名門会員制クラブで、
今思えば、よく、わたしなんかが受かったなあ・・・
若いってだけが、取り柄でした。
今ではどうか知りませんが、
この会員制高級クラブ、
それはそれは、従業員教育が厳しいところで、
入店してすぐには、店には出してもらえません。
歩き方、話し方、接客、化粧の仕方、立ち振る舞い、
バニーガールの美しく見えるビリヤードの仕方、
バニーガールの美しく見えるカクテルの作り方、
お酒の種類と、基礎知識・・・
これらを、お金をくれてしかも授業料無しで教えてくれました。
大人のマナーを徹底的に叩き込んでくれたのです。
ここで学んだ、もう一つこと、
「お金持ちはケチだ」ということ。
この高級クラブ、
入会審査は、ダイナースクラブ（まだいうか）並みに厳しいのですが、
入会したら、会員特典、
飲食代金が、そんじょそこいらの居酒屋より安いのです。
驚きますよ。
ボトルキープは、当時の酒販小売価格と同じでした。
フルーツだけは、バカ高でしたが、
食事も系列店方の出前で中華や寿司が取れ、
オードブルもたいへん安かったのを覚えています。
お金持ちの人のための「居酒屋」なんですね。
居酒屋と言っても、お席はボックス席、
わたしたちバニーガールは、飾りなので、
お席で歓談は致しませんが、
ニコッと微笑んでウェイトレスをするだけで、
ホルベインの油絵具が買えるので助かりました。
思い返せば、このクラブでは、
「お金持ちの行動学」というのをつぶさに見ることができていたのですね。
たいていの会員様は、お得意先それもかなり上級のビジターをお連れで、
接待に使われているのですが、
このクラブの雰囲気がたいへん高級に見えるので、
物凄い大枚をはたいて接待してくれているのだと
勘違いされてるんじゃないでしょうか。
ほんとは、お一人様2，3000円くらいなのに。
入会資格が厳しいと言うのがミソですね。
でも、入っちゃえば「格安」
クラブはいつも満員でした。
決められた時間に、
決められてラインでホールを歩き、
決められたポジションでポーズを取る、
それだけなんです。
お客様との個人的なお付き合いは禁止でしたが、
顧客の名刺をたくさん集めて、
新地のクラブへ移りホステスになる人もいました、
水商売の人脈作りに来てているウサギさんだったんですね。
先輩のバニーさんが、
「はなちゃん、この世界に染まったらあかんで。
一生、抜けられへんようになる」と小声で教えてくれました。
わたしはその後、
学生展と新世紀展（という美術展）が忙しくなったので、
買えるだけの絵の具を買って、絵を描いていましたから・・・
そのまま、その世界のことを長い間、忘れていました。
他のうさぎさんは、みんなあの穴から抜け出せたのかなあ。
豊中で、喫茶店から身を興した方でした。
当時から、従業員教育には厳しく、
水商売でも社員用「財形貯蓄」をいつも勧めていました。
ここでは、単なるバニーガールが学ぶ以上のことを教えられたんですよー。
水商売は、深みにはまると、
ぜったいに抜けられなくなる恐い世界、
お金の感覚が変わってしまうんです。
幸せには、なれません。
そうでもないのですね。
入会審査が厳しいというので、それでいいお客さんたちが安心して
何回も来られる店にしていたのかもしれませんね。
しかし、長く続けるのはまずいけど、人生経験として一度は覗いてみたい
世界ではあります。。
でも、今は可愛い子供ウサギたちが、
norainuさんの周りにいますからね～♪
そんな野望を抱かずとも・・・。
え？でも、norainuさんが、そんなこと思ってたなんて意外な気がします。
いつになく上昇志向じゃないですか。
何度かそのウサギさんのお店に
連れて行ってもらったことがあります。
当時はいつか会員になってやる。と
思ったりしてました。
巫女さんのバイトができるなんて、
それもすごい経験ですね。
泪珠さんは水彩ですか、
わたしは油でも、100号300号を描いていたので、
いつも絵の具代が無くって困っていました。
キャンバスは、ベニヤ板で作るから安いんですが、
また、
ベニヤだけに、絵の具を吸って吸って、
ホルベインの絵の具も大きいチューブでないと、
一瞬で無くなってしまうんです。
まあ、お金がかかりました。
お酒や、マナーに関する勉強はできましたねー。
それにホールにインテリアで、アメリカーナ―の大百科事典が飾ってあって、
暇なときは、そればっかり見ていました。
チェーン店に祇園のお茶屋さん（芸者さんがいるところ、置屋さん）があって、
研修で、芸者さんたちも来ていました。
ショーパブもあったから、
ダンサーたちとか、エンターテイナーもいて、
総合レジャーという考え方は、素晴らしいものがありましたよ。
でも、きのうネットで検索してみたら、
ほとんどのチェーン店は無くなっていました。
やっぱり時代の流れなんでしょうか。
つくづく、
商売の初期投資を回収するということが、
こんなに難しいものなんだなあと考えさせられました。
岡田社長には、多くのことを教えていただきました。
私、ホルベインの水彩絵具の愛用者です～
（油絵はメディウムの匂いがダメで～）
バニーさんは綺麗ですよね～
私はどうもそういうところと縁がなくて、大学時代のバイトは巫女さんでした～
破格のバイト料でしたが・・・
土日だけで、生活費と学費を稼げましたからね～
どっぷりつかるのはどうかと思いますが、経験として短期間するなら
人生にプラスとして働きそうですね。
金持ちはケチ、これは私もそう思います。
ケチじゃないとお金はたまらないし。
ただ、身近な人でそういうふるまいをしたら、私は距離を置いてしまいます。
ケチな人は、人に対しても接し方がイマイチだもの。
で、絵描きで食っていけないのでグラフィックに行き、
建築に行った友人たちから、
高速道路と飛行場とダムの設計図のトレースを手伝わされ、
ダムの設計図で地質図に興味を持ち、
地学をもう一度受けなおして、
地質学と古生物学に進みました。
地学と古生物では、またろくに飯が食えないので、
地学を活かして、
悪徳不動産業に転身し、
当時の博物館関係者、教授たちから、
「アホウ！」と言われました。
「アホウ」と言われたってねえ、
ゴハンが食べられなければ「ドアホウ」ですから。
紆余曲折7転び８起きです。
黒の網タイツなんて、
あたしゃ、バニーでなけりゃあ一生履けなかったでしょう。
太もものお肉がね、
網入り焼き豚状態になるんですがね、
それに、人気がありました。
オッサン達が、じ～～～～っとよだれを垂らして眺めてるんです。
横目で。
わたしはノリがいいので、
よく、コインを落としたのを探してるふりをして、
ウサギの尻尾の着いたお尻をフリフリしていたものです。
あ、どSだったのか？
水商売は、良いトコなしだと思うんですよ、
オーナーにでもならない限りね。
玉の輿を狙うって手もあるんでしょうが、
家柄の良い若旦那は、オミズから嫁さん候補は出しません。
楽して大金持ちとは行かない仕組みができているんですねえ。
お金持ちは絶対にけちです
なぜなら家の子だけじゃなく周りのすべての人を養うことが宿命だからです。
岡崎京子さんの『くちびるから散弾銃』で、バニーになるも、
おっさんにボディタッチされて衣装をガメて辞めた、というエピがありまして、
ほえーとかゆってました。
今なら小粋な女将が一人で切り盛りする飲み屋かスナックがいいなあ。
マリリンモンローならなおさら「稼ぐなんてちょろい」
と思っても仕方ないかも・・・。しかし楽な道は
地獄への一本道といいますから、怖い怖い(^_^;)
その中に結晶化して存在します。
結晶だけ浸食などで、堆積層の中に見つかることがあるわけです。
北新地の採石場では、
おもに、うさぎさんの胸の谷間で見つかることがあります。
球の回転と反射の変化など「摩擦」と「衝突」の物理が面白くてやってました。（＾＾）
マッセは「ラシャを明日張り替える」という時ぐらいしか練習したことがありません。（＾＾；
「バンパー」＜知りませんでした。（＾＾；
キャロムのチャンピオンの系列店に出入りしていましたが
正月とかお酒の入った時に、余興でテーブルの上にピンを数本立てて行う遊びがある、
と聞いたことがあります、、それのことかなぁ。。
＞赤いの
ガラスが石に・・わらしべ長者のようですね。。（＾＾）
ルビーは堆積岩？変成岩？
わたし、学生時代に、どうしてもやりたいアルバイトが2つあったんです。
一つは、バニーガール。
あのウサギの耳と、真っ白のうさぎの毛皮の尻尾を付けて、
網タイツをはいて、15センチのパンプスで歩く！
これが夢だったんです！
いやあ、やりたいことをする！って気持ちいいですよ。
あと、もう一つは、
「ストリッパー」になりたかった。
でもねー、どーしても、勇気が出なかったんです。
当時、永井荷風とか、画家のロートレックが好きで、
ああいう世界に住む女性って、どんな人たちだろうって純粋な好奇心からでした。
だけど、かんがえると、
好奇心だけの動機で、
そういう職場を覗き見るのは失礼な話。
本の世界の中だけに、留めることにしました。
わたしは、とにかく絵の具代にお金が要っただけなのですが、
ほかのうさぎさんたちは、ほとんどもっと深淵な夜の世界に消えていったようです。
一人、同じ学生のバイトがいたんですが、
それはそれは綺麗な人でね～、
日本人だけど、マリリンモンローにそっくりでした。
（黒髪、黒い目のマリリンをご想像ください）
その1年くらいあとに、
たまたま北新地を車で通りがかったら、
お客さんに絡みついているホステスの彼女を見て、
・…ショックを受けました。
お金を稼ぐと言うのは、恐ろしいことだということだけ、
そんな気だけはしたのです。
確かに。
バニーガールがやるビリヤードは、
バンパーというルールで、障害物があるパッと見だけのヤツでした。
もっぱら、胸の谷間を強調したり、
プールに寝そべるようにポーズを取ったりするばかりで、
マッセは禁止という初心者でした。
黒サテンの光沢あのあるバニーコート（ウサギのボディに、
最初はガラス玉のタイピンやカフスボタンで、
バニーガールをやるんですが、
週一回の割で、ガラスのタイピンが、
本物の、トパーズや、オニキスに変わ。るんですね
あれは、ウサギマジックでしょうか。
「はなこちゃ～～～ん、
わしのタイピンと変えてくれへ～ん？」
「えー？わたし、赤いのがいい！」
で、最高ルビーに変わったことがあります。
あーもっと荒稼ぎしとけばよかったなあ。
頭の中をバニーちゃんの絵ヅラが・・・
「人生に何ひとつ無駄なものはない」生かされてるんですねぇ～♥
地味なコンビニのバイトも平行してやれ、
という話を聞いた事があります。そうしないと
金銭感覚が壊れてしまうと言うことで、いまだかつて
そういう高額バイトの経験が無いのですが、ちょっと怖いような
体験してみたいような・・・って、もうこのトシじゃ無理な話か＼(^o^)／
だから、（月に変わって）お仕置きが得意なのかな。（＾ｍ＾）
しばらく撞いていませんが昔ビリヤードをしていたので
>美しく見えるビリヤードの仕方、に、釣られました。（＾＾ゞ
やはりアレですか、胸元が強調されるような構え方とかそういうのなんでしょうか。。。（’’）
たまにハイヒールでビリヤードにのぞむ女性を見かけたことがありますが
あれは撞きにくそうでした。
ポケット（９ボール、フォーティーワン）はまだいいですが、
スリークッションなどキャロム系のビリヤード（穴の無い広めのテーブルを使う系）では
「美しく」なんて言ってられないだろうなぁ。。（＾＾ゞ