表題のように、オカメインコはたまに、なにかのきっかけで大パニックを起こすことがあります。かごの中で羽ばたき、ケージに体当たりをして恐怖に駆られて暴れまわります。翼や尾の羽が折れたり抜けたりして、場合によっては怪我をすることも。
雛のうちに騒音、振動などに慣らしておかないと、くしゃみや椅子を引いた音でもパニックになるから要注意。
拙宅では雛のうちから床に置いたり、育雛ケージを持ち歩いたりして、音や振動には慣れさせたので、くしゃみどころか人間がぎょっとするような落雷の音や、ドアが風でバンッ！っと閉まってものほほん。
地震も昼間であれば、震度4強まではパニックにはならない。（震度4強までしか経験が無いですが）
しかし、夜間は話が別。地震があった場合、群発地震などで慣れてしまっていれば大丈夫だけれど、そうでない場合は震度３でパニックを起こします。他には虫（主にゴキさん）の進入が主原因。あ、私がまれにカゴに躓くとか言うのは、全然問題ないようです。

拙宅にはオカメは2羽居て、両方がメスです。
オカメ1号は来月で14歳。マイペースで物怖じしない（ずうずうしいとも言う）、けれど人に掴まれたり手に乗るのは嫌い。人が見える範囲でのんびりくつろぐのが好き。慎重。メスらしいメス。
鳴き声もメス典型のぽえ～。ピョエヨ、といった声。
オカメ2号は来年初夏で14歳。やんちゃな行動派で大胆に見えるが、中身はビビリ。人が大好き。人に乗っかっているのが一番いいらしい。オス化したメスで、鳴き声、行動はオスそのもの。さえずったりしてしまいます。

このオカメ2号が、昨日の深夜オカメパニックを起こしました。拙宅の鳥たちは早いうちに暴れるとケガをする、痛いというのを学習した様子で、止まり木あるいはブランコから落下して走り回るだけなのですが・・。
明るいところに出してやり、落ち着くまで手に乗せておいてやります。落ち着けばぶるぶるっと身震いし、軽く毛づくろいをします。こうなれば落ち着いているので、カゴに戻して寝かしつけます。
夕べのケースでは手元灯を一動作で点け、即かけ布をめくってやると、カゴから2号が飛び出してきました。手を出すと反射的に乗ってきましたが・・・。
冠羽は目いっぱい逆立ち、大きく見開かれた目は涙目に（2号は時々怖いと涙目になる）、全身は恐怖でがたがたと震え・・・・・。（1号は2号のパニックにうるさそうに身震いしただけw）

1号はパニック時でも私の顔を見ると即座に落ち着くのですが、2号は・・・・・・。
鳥のクセに、不意打ちで起こされると、しばらく寝ぼけているのです。
そんなわけで昨日も、彼女が完全に目が覚め、状況を把握（私に留まってて、もう安心であると認識）するまで15分ついてました。そうなる前に入れると、またばたばた走り回ってしまうので。
寝起きが悪い鳥っていうのもいるのです。
んで、どうも暴れた原因は、怖い夢を見たらしい。