ドラマ【警視庁捜査一課9係】
- カテゴリ:テレビ
- 2015/05/08 16:23:28
警視庁捜査一課9係
テレビ朝日 水曜夜9時~
【あらすじ】セレブが対象の会員制交流パーティーで、イベント会社の社員・安奈が死んでいた。発見現場は参加者の今井という男性の控え室で、第一発見者も彼だった。現場には、定年退職したもののスペシャリストとして再雇用され復帰した、ベテラン鑑識課員の猪狩が臨場していた。彼は志保が所轄にいた頃、世話になった人物だった。猪狩の見立てでは、毒物が使われた可能性が高いという。一方、加納は安奈の手帳に記されていた2つの日付をしきりに気にする。
【感想】雛形あきこだと思ったら遊井亮子だったでござる。調べてみたら、この2人、似てると評判なんですねw 私のイメージでは、面長な輪郭と、目・鼻・口のバランスがほぼ同じに見えます。ただ、雛形の方は少し目が吊っていて、遊井の方は少し垂れている。個別に見れば気にならない程度の吊りと垂れですけどね。また、雛形は眉を整えたりアイメイクが濃いイメージ、遊井は眉が少し太くいつもはナチュラルなイメージですね。その遊井がセレブという設定からか、普段よりアイメイクが濃かったので、つい見間違えてしまったのです。2人とも若い頃から何回も見てるんだけどねぇ。やっぱり似てるのね…。北川景子なんかも同じタイプの顔ですが、あちらは目がぱっちりしていて鼻の主張が大きく、口も厚ぼったいですね。つまり情報量が多いw その情報量が主役級と脇役級を分けてるのかしら。
さて、今回はストーリーよりも伊東四朗の接待回のような趣でした。さすがに現役設定はつらかったらしいw しかし伊東も77歳ですよ。いくらベテランといっても、後期高齢者を雇うものでしょうかねぇ。まぁ78歳の里見浩太朗が警視総監を演じているので、何でもアリなのかもしれませんがw で、その伊東演じる鑑識員が何か事件に関わってくるのかと思いきや、普通に有能な鑑識員てだけでしたねw
犯人には同情の余地はありませんでしたね。1人目、3人目はともかく、2人目は完全に遺産目当ての殺人ですし、有罪になれば極刑は免れないでしょう。ただ、すべての事件において、立件されるかどうか怪しいものです。まず3番目の事件については、犯人がやったことは今井に話しかけたことだけです。殺意があったという証拠は何もありませんし、もし裁判になったとしても弁護士がすぐひっくり返すでしょうね。1番目の事件については、すでに20年が経過しており、時効は撤廃されたものの、唯一の証人であった安奈が死んでますので、こちらも証拠はほぼありません。2番目の事件については、そもそも病死で片付けられているので、再捜査すら実現しない可能性が大きいです。第一、本当に犯人が殺したのかどうかすらわからないですよね。普通、一度片付いた事件は確固たる新証拠や証人が出ない限り、再捜査はしないと思います。ちょっと終盤、やっつけ感が強かったですね。