川の水
- カテゴリ:自作小説
- 2015/05/13 00:02:03
川の水に足をつけてみました
水は、びっくりするくらい冷たくて
一歩踏み出そうとするけど、なかなか一歩が出ません
足は どんどん冷たくなって真っ赤です
ふと見ると
太陽の陽をうけて水はきらきら光っています
手ですくってみました
銀のしずくになって 輝いています
川の水は さらさらと音をたてて
下へ下へ 流れていきます
止まることなく 流れていきます
川の石は まん丸です
角はすっかりとれて まん丸です
ドスンと動かず座っています
みんなみんな 自然の中にいました
私も そんな自然の中にいました
仕事で疲れていましたが
なんだか うれしくなりました
空の雲も ぽかーんと浮かんでいました
長い年月のうちに 角が取れてきて
まんまる まんまる になったんだね
僕もおんなじ
たくさんたくさん苦労するとね
その分 角が取れてきて
まんまる まんまる になるんだ
川の石ほど まんまるじゃなくて
まだ ごつごつしてるけどね
いつかは まんまる まんまる になりたいね
あなたの貴重な感性を、こうしてブログにしてもらい、たいへんうれしく思っています。
どうかお身体の体調を崩さないよう生活していただけることをお祈りします。
またこのニコタという世界を楽しまれる事もお祈りします。
あなたは貴重な人です。
今日のブログにも心癒されました。
あい