平和について考えてみた
- カテゴリ:30代以上
- 2015/06/06 12:39:12
僕の大好きな作品 『THE WINDS OF GOD』
原作は先日亡くなられた今井雅之さん。
現代のお笑いコンビが終戦間近の特攻基地にタイムスリップしてしまう。
彼らの前世である特攻隊員たちが訓練中の事故で生死の境をさまよった時、
『特攻せずには死んでも死にきれない!』
と強く願い、来世の自分たちの魂を呼び寄せたのだ。
特攻隊員たちは、次に生まれ変わるときは平和な時代であると信じて
命ぜられるままに特攻出撃していく。
終戦後の時代からタイムスリップしてきた自分たちは、戦争の結果を知っている。
何とか出撃をやめさせようと説得するが、隊員たちの意志は固く、止められない。
残される家族や友人たちが平和な世の中で幸せに暮らせることを願い、
次に生まれ変わる時代は平和であることを信じて殉じていく隊員たちの想い。
彼らが出撃していくのを見送ることしか出来ない自分の無力さ。
そんな胸中の思いをつぶやいた一言。
『僕らの時代は平和すぎるから平和じゃなかったのかもしれないな…
平和って何だろうね…』
そして8月15日早朝。
ついに自分にも出撃命令が出され、沖縄に向け特攻出撃していく…。
この映画を観るたびに、『平和』ってほんとに何だろう?って考えさせられる。
今の日本は平和すぎて、平和であることの意味、大切さが分からなくなっているんだと思う。
『集団的自衛権の行使』は、日本の平和を守るのかもしれない。
でも、それ以上に日本の平和を脅かし、国民を危険にさらすものであると思う。
終戦後、日本は『平和』であったからこそ、ここまで急速に世界トップクラスの経済大国になれたのではないでしょうか。
一部の政治家たちだけで議論しても意味は無い。
当然、自衛隊員自身も含めて国民全員に是非を問うべき。
憲法の柱である『平和主義(戦争の放棄)』『国民主権』がないがしろにされてる気がする…。
その『憲法の特別枠』が平和主義という柱を壊してしまうのではないかとおもうのですが。
あくまでもネット上の評論とかを読んでの個人的な感想です。
行使容認についての記者会見での例えがあまりにも現実味がないとか…。
いかんせん、普段は政治に全く関心を持ってないのでネットの記事に踊らされてるだけかもしれません。
集団的自衛権の行使=日本が武力をもって戦争に参加する=終戦後から続く『平和』が壊れてしまう
と思ったので今回のブログを書かせてもらいました。
(最初は『THE WINDS OF GOD』の感想だけ書こうと思ってたんですが…(^^;))
とにかく、戦争をしない、いまの平和が永遠に続いてくれればと願っております。
ここでアメリカの協力が無くなれば、日本は持ちこたえられない
もう、憲法に特別枠を設けるしか平和が保たれないところまで
追いつめられたという事だよ
何か他に方法があればいいんだけど
とにかく戦争なんて御免だ
よっぽどっすね(^_^;)
この事に関して とても心が痛みます。
『THE WINDS OF GOD』 今井雅之さんの作品なんですね^^
今度是非 見たいと思います。^ー^