お暑うございます。

富士夫、目が回ってます。

今週の苦情・言いがかりの数が半端ねぇ。

（；_；）（ ；_）（　；）（　 ）（；　）（_；）（；_；）（T-T）

(T_T)( T_)( T)( 　)(T )(_T )(T_T)

役所に苦情が入ると、富士夫の携帯に連絡が来ます。

役所ってのは、苦情を聞くだけの組織なもので、すぐに水が流れるがごとく、業者に押し付けます。

そのたびに僕ら業者は、

１．役所から相手の言い分を確認。

２．現地を調査。

３、過去に除染とかをやったときの工事写真をチェック

４．苦情発信者とコンタクト

５．何が言いたいのかを再確認

と言う過程です。

これを毎日３件もやってるもんですから、ヘロヘロっすよ。

今日なんか、朝からおばあちゃんと会い、とつとつと説明するも、明らかに痴呆の気がみられ、納得していただけない。２時間説明して。むこうが根負けしたので。終了。

１１時から境界の明示が除染でおかしくなった。というおじいさんとコンタクト。
そこには、最初から境界杭がありませんでしたと工事着手前の写真を見せて説明するも、駄々をこねる爺さん。
延々と話を聞いて、昼飯は１２時半。物別れに終わる。。

１４時汚染土の運び出しを完了した家から苦情。物干し竿が無くなったとのこと。
またまた、おばあさん。
運び出しが終わったのは、半年前。お話２時間。
めんどくさいので、一緒に話を聞いてた下請けの職長さん、しびれ切らして、若い衆に物干し竿を買ってきてもらい、一件落着。。。

どっぷり疲れます。。。

僕ね、一応、こう見えても、土木技術者なんですよ。
本業は、物を作るのが仕事なんです。プライドもあるんですよ。

たまたま、発電所がぶっとんで、放射能が降って、それを掃除するのに誰にやらそうか、ってなったときにね、国が、建設業にやらしゃいいんじゃない。って決めたんでやってるんですよ。

会社は儲かるからいいけど、こっちは、取り分が増えたのは、放射能危険手当、月に３万円よ。（ちなみに僕の受け持ち地区では、保育園児が裸で運動場で体操してるほど安全ですが。。。）

ただね、凄い能力が身に付いたよ。



頭の中ではね

「この、クソばばあ、おめぇ～なんか放射能で死ぬより先に寿命が来るだろうが」（怒）

ってなってるけど。

口では、

「ご迷惑をおかけしております。おっしゃるとおりです。大変でしたねぇ。」

って、真剣に心配してる顔で言えるようになった。


介護の職場で働いてる人も身に付けてるんだろうねぇ。じゃないとねぇ、貯金をしこたま溜め込んで、年金じゃ暮らしていけないってほざいてる、年寄りの相手なんて無理だわぁ。

福島市役所～駅前に住んでる独居老人の多いこと。広い土地と大きな家で、たった一人で暮らしてる。かわいそうだけど、同情はしない。いずれ自分達が老人になったときは、もっとひどい暮らしが待ってるのだからね。

あと、１０年もしたら、地方の駅前の１等地は、ゴーストタウンになるんでしょうねぇ。