続 ギターアンプに関するムダ話
- カテゴリ:音楽
- 2015/06/11 21:59:14
好きなモノの自己流ウンチクをデレデレ書くのは楽しすぎる。
エレキ界において、ギターアンプってのは立派な『楽器』でございます。
名機、駄機とりまぜてかなり弾いてきた。勝手な感想を書いてやれ。
モノホンのマーシャルの1959ってのを借りて使ってた時期があった。
まあ音がデカイ、歪まない。1000人のホールでVOL0.8より上げるなと言われた。
ハコ中心で活動する私には分不相応。でも艶のある、ものすごーくイイ音だった。
ツインリバーブはとにかく個体差が激しすぎる。ハコ常備のヤツはピンキリ。
キンキンの銀パネツイン、私はさほど嫌いではない。あのウルサイ感じが癖になる。
ライブ途中で耳がバカになり、ブライトを入れる。さらにキンキン、メンバーが睨む。
マッチレスやVOXは苦手。まず重たすぎ、腰に来る。鉛でできてるんじゃないか?
独特のセッティングを要求されるので、自分の当たりの音が見つけにくかった。
対バンの名手が数多く使っていたが、クリスプかつクリーミーな音は確かにヨロシイ。
メサブギー系は3ボリュームの使い方が面倒、ドカンとくる密度高い音圧も苦手。
この音を真似たコンボアンプは一世を風靡したけど、スタジオでもハコでも敬遠した。
ブギーやJUGG BOXを辞退してJCとかヤマハを使った私は呆れられることが多かった。
ローランドのCUBEシリーズのキーボードアンプがあると飛びつく。
JC160とコイツは私にとって大変使いやすい。縦長のデザインも妙に好き。
オーディオ的な音色だからでしょう。邪道ギタリストとして譲れないコダワリ。
黒パネのデラックスリバーブ、基本的な音色は好きだけど、少々ファット。
銀パネ期のプリンストンリバーブあたりが使いやすい。しかも安かった。
5万切ってるのを買い損なったことがある。今はずいぶん高くなりましたね。
ヤマハのJ105は使っているうちに好きになった。ディストーションがわりと使える。
ただすぐに飽和する。一時期はパラで2台、同時にフルアップで鳴らしていた。
爆音かというと……そうでもない。50Wマーシャルの方がよほど激烈でした。
今でも探している懐かしの一台は、古いエーストーンの縦長アンプ。
音に迫力皆無。マクソンのアンプ用ブースターをかまして無理やり歪ませた。
後にCHARがJCを同じように使っていたのを知った。マクソンのブースターも欲しい。
80年代ヤマハのソリッドステート100Wヘッドはノブがカラフル、とってもチープ。
ろくでもないアンプだなー、と思って使ううちに妙なアクが癖になった。
じつは近所のジャンク屋で6000円で売っている。週末まで残ってたら買うか?
ギターも山ほど欲しいが、アンプも海ほど揃えたい。
しかし悲しいかな、予算にも部屋のスペースにも限界というものがある。
仕事場に近い町の楽器屋にテスコの球アンプがあるらしい。見にいこう。見るだけ。
マッチレスをいい音で鳴らす方々、だいたいエフェクト2つかますんですよね。
足元に高品位のブースター的歪みモノ(チャンドラーのチューブドライバーが多い)、
揺れモノ系にローランドのスペースエコーとかビンセンやマエストロのエコーチェンバーとか。
入力手前で、ややハイ上がりの艶のある音色を作ってるみたいですね。
マッチレスのクリーミーな部分にその帯域を補ってるんじゃないかな。下を引き締めてる気もする。
ブティックアンプって、買ってオシマイとはいかず、周辺機器にも手間とコストがかかるみたいです。
ツインリバーブのエピソード、気持ちが分かるので笑ってしまいました^^
VOXはまだ良いですが、マッチレスまで行くとクリーミー過ぎて、
自分には扱えないです^^; 値も張りますし…
デラリバが割と好きで欲しいなーと思ってるんですが、アコギのローンが…
マニアックな記事でしょうけど、好きな者にとっては楽しいですね
テスコのアンプ、買いましたっていう記事が近々見れそうな予感^^